七転び八起き

観劇記録、ハロプロのこと。たまにLGBTとお仕事の話も。

わたしが外見をそれなりにしておこうと思う理由

新しいスーツ

最近スーツを二着買いました。高いんですよね、スーツ。なので買うとしたら半額になるこの夏の時期か、お正月の時期を狙います。

珍しくノーカラーのスーツなんぞ買ってみたら、わりと周囲に好評で、褒められることが増えました。半額になっているとはいっても舞台5回分から6回分くらいの金額は費やしていたので、人から見て悪くないと思われているなら良かったなぁと思っています。自分でも鏡を見るたび少しだけ気持ちが上がります。

 

過去

そんなわたしですが、もともと外見には自信がなくて、自信がないからこそ、綺麗にしようとすること自体が恥ずかしく後ろめたくて、大学生くらいまでは全然外見に気を使っていませんでした。

高校の頃は絶対スカートは短くしなかったし、みんなが頑張って学校指定の短いソックスを長くして履こうとしていたところを、くるぶし丈の短いまんまで履いていました。その頃はリップクリームを持つことすら罪悪感があったなぁ…。いい子でいたかったし、親に色気づいたと思われたくなかったんです。

まあ今でもそんなイケイケではないし綺麗かと言われるとそうでもない感じですが、大人になってからちょっとはマシになりました。その理由は三つあります。

 

ひとつめ 仕事のため

新卒で最初についた仕事は、営業ながらほとんど外出しない既存顧客先の営業でした。ベンチャーだったので外出しないときは私服出勤で。まあ大学生時代からそんなに服装や化粧を変えなくてもそれほど気にならなかったんです。

でも、転職して新規先にガンガン行くようになり、見られる自分を意識し始めました。初対面で嫌な印象を与えたくなかったんです。パワハラ上司が髪型にも身だしなみにも服装にもうるさくてネチネチ言ってきていたことも一因ですね。(お前ベリーショートにしろ、とかすごい言われました。しなかったけど。)

結構お客さんもいいスーツを着てたりしますし、同僚で明らかにユニクロのシャツとスーツでいつも同じ服だな、何個も同じのを持ってるのかな、みたいな人はお洒落に疎い私でもわかるときがあって。人のふり見て我がふり直せ、で気にするようになっていきました。

化粧も、毎日社外の人と数人会うような生活をしていると、毎日それなりにちゃんと見られようと頑張るようになるので、自然と上手くなっていきました。わたしの場合、社内の人くらいだとだんだん気にしなくなっていくんですよねぇ。社内の人としか会わない時はマスカラとかアイシャドウとかしなくても、まあいっかって思ってしまう…。

 

ふたつめ 舞台のため

ふたつめは舞台とアイドル現場のためです。

あからさまに自分より美しい人が目の前にいて、綺麗にして、めちゃくちゃ努力して、舞台やライブをやっているところに、行くわけです。

たとえ舞台の上と下の関係でも、向こうから見えていなくても、礼を尽くして接したいと思います。ちょっとでも、マシな格好で観に行きたい。

それに、舞台の場合は劇場という場の力もあります。演劇を観に行く場所にふさわしいと自分で思える服装をしたいなと思います。(他の見に行く人がどういう格好をしていても気にならないけれど自分の気持ちの問題として。)

 

みっつめ 恋人と並んで恥ずかしくないように

最後に、わたしの同性の恋人、キツネさんの存在があります。キツネさんはわたしより五つ年上で、大人っぽい美人さんです。例えていうなら大衆食堂で働いてるパキッとした看板姉御で、その人がいたらみんながちょっとその日幸せな気持ちになる、みたいな感じの方です。(と、わたしは思っていますが欲目とかいろいろ入っているかもしれません)

そんなキツネさんに対して、顔は地味で髪の毛は天パ、眼鏡で化粧もさしてうまくないわたし。自信が持てるのは身長くらい。わたしなんぞが好きとか言っていいのかみたいな自意識は、結構長いこと持っていました。多少なりとも綺麗にしようとしていたら、その辺が和らぐので、やっぱりすこしは努力しようと思うようになりました。

キツネさんはわりと世話焼きなので大学生の頃芋っぽかったわたしをさりげなく誘導して服装をジワジワと変えさせ、わたしの体型や顔に合う服を着させるようにしてきました。それに乗っかって服選びをしていった結果、だんだんおしゃれが楽しくなり、わたし自身も自分を客観視した上で少しでも良くなろうって思えるようになりました。

それに、今は一緒に暮らしていますが、それでもやっぱりたまのデートや旅行の時に可愛いとか綺麗になったなとか思われたいのですよ。服や化粧品をひとりで選ぶ時も必ず彼女にどう思われるかなっていうことが頭に浮かびます。

 

そんなこんなで、最近は外見を多少ましな状態で保っておきたいと思うようになっています。もうちょっと筋肉をつけて服が綺麗に見えるようになりたいな〜。化粧もワンパターンから抜け出したいし、私服も30歳を超えたから新しい感じに挑戦してみたい〜。

 

そんなことを考えていたら、タイムリーにこんな記事がツイッターで流れてきたので読んでみたら面白かったです。

綺麗にしようとする努力を重ねることでだんだん自信がついてくる、最終的には「美人外宣告」がどうでも良くなった、ということが描かれていますが、その感覚はちょっとわかるなぁと思いながら読みました。

費用も含めて赤裸々に書かれているのでとっても参考になります。ここまで一気にお金かけて自分を追い込むのは大変だけど逆にこのくらいの費用で自信がつくなら安いかも、と思ってしまいました。

メイク講座とか行ってみたいな〜。あと三面鏡欲しい。ジムに行くようになってジムの三面鏡のある化粧台で髪を乾かしたり化粧したりするようになって威力を思い知った…。

 

ではまた! 

大人の自分を取り戻す

自分が子供のままでいるかのような気持ち

実家にいると自分が子供に戻ってしまうような気がする。過保護が板についた母はすべての家事をわたしの気づかないうちに済ませてしまう。手伝おうという気持ちもだんだんに起こらなくなる。そうしてわたしはソファでごろごろしながらひたすら本を読む子供時代に戻ってゆく。

これはこれで、楽なのだ。とても。でも、良くないことだなと思う。子供に戻るということは自分の主権を失うということだ。自由を失うということだ。すべてのケアを母がしてくれる代わりにわたしはわたしの自由を差し出す。多分そういう無言のうちの契約だったのだ。だから実家に帰るたび、楽さを感じる一方で、籠の中の鳥になったような気持ちになる。

籠の中の鳥なのに母の望むように生きられず、従兄弟たちのように結婚して子供をつくっていない自分に対して、前に進めてないような錯覚を抱いてしまう。

そんなこと全然ないのに!家を出てからの5年間でわたしが得たものってたくさんたくさんあったはずなのに!

 

なんだかんだ家族のことは好きだからこその距離感

 昨日も、すきま風家族でいい、っていう記事を書いた。今日もその言葉を噛み締めながら恋人とわたしの家に帰る。わたしが自分らしくあるために、家族との距離を置く。月に1回帰るか帰らないかの距離感が多分ちょうどいい。わたしは家族も大事だけど、一方でわたしの築いてきたものや、わたしの自由や、わたしの好きなものを失いたくないから、東京の家に帰るのだ。

今回の帰省の主な目的は、いろいろあってひどく精神的に疲れている様子の母の愚痴を聞いてあげることだった。まあでもわたしがいなければいないで母は、父や祖母や親戚や、それなりに周りの資源を頼って、怒りや疲れをなんとか処理していたみたいで思いのほか元気だった。安心した。またしばらく放っておいても大丈夫だろう。わたしがいなくてもなんとかなるっていうのがわかったのは、今回の帰省の一つの収穫だった。多少「あら、お久しぶりですね」くらいの嫌味言われたりしても、なんてことない。わたしはわたしの人生を優先してもいいんだ、と思った。

そうしてわたしはハロプロを聴きながら電車に揺られて、恋人との大好きな我が家に帰る。わたしの日常を取り戻して、大人のわたしに戻ってゆく。仕事をバリバリがんばって、お客さんの役に立って、ハロプロを聴きながら前を向いて、大事な大事な恋人との時間を過ごして、自立して生きていくんだ。そんなことを思った。

 

明日はひとりでたくさん試験勉強、そして明後日からはまたお仕事!がんばるぞ!

 

 ではまた!

 

 (昨日に引き続き、家族関係に悩んでいた時に読んだ本たち。ご参考まで。↓)

母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き

母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き

 
さよなら、お母さん: 墓守娘が決断する時

さよなら、お母さん: 墓守娘が決断する時

 
母がしんどい

母がしんどい

 

 

 

歪な家族だけどそれでも幸せ

帰省

お盆なので帰省をしている。迎え盆は決まってわたしが母方の祖母について、祖父の魂を迎えに行く。そして帰ってきて、タイミングが合えば家族と父方の家系の祖先たちの霊を迎えに行く。送り盆は、行ったり行かなかったり。年々親族の集まりは悪くなり、お盆の行事は形骸化しつつあるけれど、それでもそれなりに毎年続けている。

そんな中で、暇つぶしに本屋に行ったら嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんの11巻が売っていた。このシリーズは不穏なタイトルの通り、中々にぶっ飛んだ内容で、暴力的なシーンも多くてキツイし辛いけど、すごくストーリーが面白い。叙述トリック満載でミステリ好きの心を擽ぐるし、文章の感じも好きだ。実家を出る前のことだからもう5年か6年前になるのか。一気に集めて貪るように読んだのを覚えている。 その、新刊で、しかも10巻までの主人公の子供たちの話だというので即座に購入した。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛 (電撃文庫)

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11 ××の彼方は愛 (電撃文庫)

 

 ※ここから先ほんのちょっとだけネタバレします。作品ファンでネタバレ一切NGの方はご覧にならないでください。

 

実家での話題

ところで、話は帰省に戻るが、実家でわたしの仕事の話題が出ることはほとんどない。普通なら「最近仕事はどう?」くらい聞きそうなものだけど。

でも今日、こんなことを聞かれた。珍しく。

「旅行はあんまりいかないの?」

わたしはこう答えた。

「最近いかないなぁ」

最近は舞台三昧で旅行の数は随分減った。とはいえ箱根や大阪くらいまでならちょこちょこ行っている。同性の恋人との旅行や舞台関連の遠征なので実家にお土産を買って帰ることもあまりしていなかった。面倒になって行っていないことにした。

「大きな旅行ってシンガポールくらいか」

そう言われて驚いた。大学の卒業旅行の話だ。さすがにその後いくつもの旅行に行っていたしお土産だって買って、写真を見せながら旅行の話をしたものもあるはずだった。母の中でなかったことにされているいくつかの旅行。それは恋人と行った沖縄や東北の旅行、そして母の望まない就職先で社員旅行としていった香港や北海道。

指摘すれば母は「そっかぁ」と言って曖昧に笑った。それらの出来事は母の頭の中で棚上げされていて、言われないと思い出さないのだ。もしかしたらわたしが今恋人と、友人とのルームシェアと偽って二人暮らししていることすら記憶から消去されているかも。

人間なんて薄情なもので自分の都合のいい記憶ばっかり覚えて生きているものだなぁと思った。その旅行がどれだけわたしの人生の中で大切な思い出だったとしても、彼女の中ではなかったことにされている。そして不器用な父も私から話す内容以上のことを聞こうとすることはないから、多分その旅行の意味や重要性はわからないだろう。

でもそれでいい。それでだって家族はやれる。わたしの大切なものはわたしの中でしっかり守りながら、家族ともそれなりに関係を続けていける。わたしなりに家族のことを大切に思っているから、表面的な家族関係だって、今はこのままでいい。飼っている猫の話や、母の仕事の話や、親戚の子供の話なんかをしながら、適当にやり過ごす。一緒に時間を過ごせればそれでいい。

 

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11巻

これを極端にしたものが、みーまーの新刊での、枝瀬あゆとその家族のあり方だろう。あゆは深く傷ついた記憶を消しながら生きる。大切な妹の存在すら見えなくして。

それでもラストの、四世代が揃った家族の姿はみんな幸せそうだった。歪なあり方だって、生きていけるし幸せになれる。他人から見てそのあり方が寂しいものや悲しいものや辛いものに見えたってさ、そんなの本人たちには関係ない。幸せとは主観的なものだ。

たとえばわたしが親より早く死んでわたしの日記やブログを読んだ母や父が、彼らの知らなかったわたしの人生を知ったとして、その時彼らはどう思うのかな、とか。同性の恋人のことをカミングアウトしたらどうなるのかな、とか。思わなくもない。本当のことを隠さずにいられたら楽なのにと思うこともある。幸せの中にだって少しの苦味は潜む。

それでもなんとか、今日も「家族」を続けてゆく。すきま風を吹かせながら。それぞれの「幸せ」をそれなりに守りながら。「家族」だって「わたし」だって人間だからさ。すべてをわかりあえなくたって仕方ないもの。わたしの人生を自分の思うように作りたがった母のことを恨む気持ちももちろんある。でも許したい気持ちもある。わたしの生き方や考え方を理解してほしい気持ちもある。いつかちゃんと話す日が来るかもしれない。でも今はただ、このまぜこぜのその気持ちをそのまま受け入れて、変えようとする勇気がわくまで、この瞬間の「幸せ」を大切に生きようと思う。

 

ではまた!

 

(「家族とはこうあるべき」と思いすぎて苦しんでいた昔のわたしに「すきま風家族だっていい」と教えてくれた一冊。家族問題、特に母娘関係で苦しい思いをしている方は是非読んでみてください。↓) 

脱常識の家族づくり (中公新書ラクレ)

脱常識の家族づくり (中公新書ラクレ)

 

 

 

小説置き場をちゃんとしたよ

気が重くて止めていたものもやり始めれば1時間やそこらでぱっとできてしまうものですね。やっと小説置き場をちゃんとつくりました。

http://estar.jp/_crea_u?c=U2FsdGVkX18xXOTc5MDkyNpvCkmfbZwENPv5xXyaHxXSsQ1

最初noteを使ってたんですが、わたしにはあんまり合わなかったので、エブリスタにお引越し。慣れないもので、うまく改行とかページ替えとか綺麗にできてなかったらごめんなさい。徐々に直していきます。

 

元はと言えば、わたし、高校の時文芸部だったのですよ。それからぼちぼち書いて、一時期は完全にやめてたのに、また性懲りも無く作り始めました。基本はオリジナルの百合とBLです。

世の中には、百合ものもBLもたくさんあるけれど、例えば百合なら、たくさんある学園物の王道の百合よりは、リアルなビアンっぽいものを創りたい。そして幸せな結末のものを。だって女の人同士の恋は学生時代のものだけじゃあないし禁断の恋なんてものでもないでしょう?

まあそんなことを思いながらつくってます。

 

ちなみに舞台ヲタでアイドルヲタなので、いくつかの作品は自分の中でこの人をキャスティングしよう!と思いながらつくってます。密かな楽しみです。ただ、小説って読む人のイマジネーションに依るところがあるので、基本はわたしの脳内キャスティングの話はしません。どうしても気になる方はツイッターのDM等で聞いてあげてください。

 

ではでは、少しばかり作品紹介を。

 

白と黒の夢幻

かなーり昔に書いたやつ。新卒の時だから五年前?それに少しばかり手を加えました。ひたすら砂を掘る少女の話。ちょっとだけ百合。

 

ブルーサンクチュアリ

これも三年くらい前に書いたやつの改稿。図書館がすごく好きなのでこんな図書館があったらいいなぁ、という妄想から生まれました。百合ものだよ。

 

えんじゅ

ここから最近のやつ!といっても三年前に半分書いておいといたやつを最近完成させたやつ!なんとなんと、お友達の木原さんに絵をつけてもらったよ!わーい!感謝!

ちょっと不思議な感じにしたくて人が犬になったり猫になったりするお話にしました。でも一番のテーマは、ずっと同じところで止まっていた人がほんの一歩踏み出す、というところ。

 

絵をつけてくれた木原さんのサイトはこちら。

やわらかい色使いの素敵な絵ばっかりなので見応えがありますよ〜。是非とも!

 

百鬼夜行の中に君

BL書いて!とうちのキツネさんや木原さんやフォロワーさんに言っていただいたので作りました。百鬼夜行とか狐とか狸とか、そういうモチーフが好きなので、書いてみました。テーマは秘密です(笑)なにかしら感じ取ってもらえれば。

でもねー、ほんと、小説って難しいなぁと思わされた。ぜんっぜんうまくいかない。読み返すたび悔しくなる。でもせっかく作ったからあげます。

 

スタンドライトとワームホール

これも百合ものになる予定だけどまだぜんぜん百合感ないです。ちょいSF。えんじゅもそうだけど、日常の中にふっと非日常が入ってくる、みたいなのを書くのが楽しいのね。連載中ですが更新予定は未定です。試験前ということもあるし、ほかに二つほど書いているのでちょっとしばらく止まると思います。

 

そんなところです。

ではまた!

【観劇感想】グランギニョル(TRUMPシリーズ)

グランギニョル観劇感想

また凄いものを見てしまった。
実はTRUMPシリーズ、私が舞台沼にドボンしたきっかけの作品なんですよね。最初に自分でチケット買って舞台見たのは忍ミュだったのですが、それ以外の作品をガンガン見に行くようになったのはDステTRUMP以後で。(しかも何故かMARBLE公演…)
なので、すごく思い入れのあるシリーズですが、いろんな作品を見るようになった今、改めてグランギニョルを見て、やっぱりこの世界観と、生と死、憎しみと愛の交錯する濃密な物語が好きだなあと思ったのでした。


なんだか受け止めきれなくて、そして、好き!!!という気持ちだけがほとばしりすぎて、小一時間試行錯誤しているのですが、うまくブログが書けそうにありません。
人物関係の考察や一人一人に対する感想などはいいブログが今後たくさんでてくると思いますので、ネタバレありになると思いますが、つらつらと感想を述べていきます。

 

 

 

愛の物語

見終わってすぐ、愛の物語だなあ、と思いました。たぶんきっとシリーズの中のどの作品よりも。

「負けるな、負けるな、負けるな」…最後のシーンでダリがウルを咬んで言った「呪い」であり「愛」でもある言葉の強さが、鮮やかに心に焼き付いて頭から離れません。

今作の主役、ダリ・デリコ卿は吸血種の社会において貴族中の貴族。貴族と言えば特権階級で、その特権は血筋によって与えられる、ということは古今東西のあらゆる中世ものの作品を見てもおわかりでしょう。実際、ダリ自身も自分のいる場所をわかっているからこそ、家に縛られたくないと思いながらも人間の女であるスーに対して「ドブネズミの匂いがする」(シリーズ共通の人間やダンピールを蔑む言葉)と冒頭から言っています。
そのダリが、ダンピールであり、自分の血の繋がった子供ではないウルに対して、あんな言葉をかける。
愛する妻や、命の恩人であるスーの死に際の願いを受けて、彼がそんなふうに変わっていく、その姿が愛おしくて印象的で。だからこそ愛の物語だなぁと思うのです。

 

シリーズの他作品を見て、「呪いに負けるな」と願ったウルの行く末を知っているからこそ、その瞬間の、彼の願いの純粋さがクローズアップされて胸に迫ってくるんですよね…。ああ…なんてつらいんだろう。でも、人を思うことってなんて美しいんだろう。

血の繋がりが重視される世界の話を書きながらも、その血の繋がりなんてものの不確かさを時に愚弄し、血の繋がりがなくたって人が人を思う気持ちがいかに尊いかということを末満さんは示してくれます。愛情は時に憎しみに変わることもあるよ、ということもセットで。
そういう、一筋縄ではいかない複雑な世界をそのまま見せてくれるところが末満作品の好きなところです。

 

愛の話だなと感じたところはほかにも色々あります。

  • ゲルハルトがダリに理想を託そうとする気持ち
  • ダリのゲルハルトに対する、普段は言葉にしない親愛の情
  • スーの二人のウルに対する愛情
  • フリーダのスーに向ける労りやまるで妹に対するような態度
  • ゲルハルトの父親やマリア、アンジェリコに対する複雑な感情
  • キキ、アンリ、オズの三人の関係性の中に満ちる愛情
  • バルラハのアンリに対する執着(アンリを通してTRUMPを見ていたのかもしれないし、研究対象でしかなかったのかもしれないけれど、それでも、パンフレットでバルラハ役の窪寺さんが言っていたように、なんらかの愛情はあったのだろうと思います)
  • ダミアンのTRUMPに対する愛情(それはもうコピーを量産する中で意味が変わってしまっているかもしれないしTRUMPはそれを受け取りたいとも思っていないかもしれないけれど…)

もうね、それぞれの関係性の中に愛が充ち満ちていて、むせかえるほどでした。みんなが愛を持っていても、うまくいかない。残酷極まるグランギニョルになってしまう。切ないですよね…。切なくも美しく、愛しい、このグランギニョルの世界観が大好きです。

 

そのほか

あとふたつ、どうしても言っておきたいことをひたすら語ります。

 

ひとつめ。
いやあ、美の暴力ですね!!!!
主演二人が美しすぎました!!!!
お顔の話だけではありません。いや、お顔も相当に美しいですけれども。重たそうなドレープのたっぷり入った美しいお衣装、それをさばく指先や手つきの美しさ。殺陣の最中の荒々しくも芸術的な剣さばき。意味ありげなほほえみに、つんと上げた顎のライン。そして、彼らの魂のあり方。もうもう、すべてが美しくて、圧倒されました。
最初にダリ役の染谷さんが出てきてお美しいお姿で華麗なる殺陣を披露し始めた時点でもう、「見に来て良かった!!これだけでもチケット代おつりがくるわ!!」と思ったほどでしたもの。
春林役のとんちゃんも手脚の長さと美しさに心が翻弄されましたし、個人的にはレイン中級議員のめがね姿も大好きです。彼もすごく動ける方ですね。殺陣が綺麗でした。
フリーダ様とスーちゃんも違った美しさで素晴らしかったです。スーちゃんは儚げで透明感のある美しさ。フリーダ様は顔かたちとか声とか立ち姿はもちろんなのだけれど魂の形が美しい。「しあわせであろうと努力しています」の一言にその美しさが集約されているなと思いました。

 

ふたつめ。
めいめいのこと。これはハロヲタですので言及しない訳には参りません。キキ役のめいめいはもうとにかく、凄かったです。「あっやばい帝劇とかに出るすごい上手い子役が紛れ込んじゃった」と思いました。(めいめい10代後半だからもう子役ではないですね)
調子の外れた笑い声が、でも聞いていて、耳につんとくる嫌な感じじゃないのが凄いなあと思いましたし、歌声も健在どころかどんどんミュージカル畑の人みたいな歌い方に進化していっていて「繭期の子守歌」には泣かされました。すごい。
アクションも繭期のヴァンプに咬まれまくって戦闘力が高まってしまった女の子の説得力を感じました。やっぱり動けるなーめいめい。
「愛してあげるわ」と「殺す」の二つを同じテンションで語れるのもすごい。その二つを繋ぐものが「狂気」なんだと思うんですけど、狂気をまとった演技はめいめいの右に出るものはいないなあと思いました。
最後に舞台袖にはける瞬間に涙をぐいぐいってぬぐう感じで去って行ったのももう泣けました。


はあー、とりあえず今日はここまで!!しっちゃかめっちゃかで、見ていないけれどとりあえずあらすじを知りたい人に不親切なブログですみません。明日も観劇予定なのでまた語るかもしれないし語らないかもしれません。ツイッターでは多分語りますのでよかったらフォローしてください(当面はネタバレしない範囲で語ります)


グランギニョル見たけど他作品は見れていないという人、絶対見た方が楽しいので他作品もよろしくお願いします!!

投資したら投資しただけの価値はありますし、絶対他の作品をもう一回見たくなって何回でも観てしまうループにはまること請け合いなので!ぜひとも!!!!ついでに言うならモーニング娘。とアンジュルムはいいぞぉ、ハロプロはいいぞぉ、歌って踊れて可愛いぞぉ、ということで特にLILIUMをよろしくお願いします!!

ではまた!

 

Dステ12th『TRUMP』Blu-ray

Dステ12th『TRUMP』Blu-ray

 
演劇女子部 ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」 [DVD]

演劇女子部 ミュージカル「LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-」 [DVD]

 
Patch stage vol.6 「SPECTER」 [DVD]

Patch stage vol.6 「SPECTER」 [DVD]

 
ピースピット2017年本公演 『グランギニョル』 [DVD]

ピースピット2017年本公演 『グランギニョル』 [DVD]

 

 



最近見たいレジェンドステージとイケテツさん作品

夏だからこそ見たい舞台

近々公演が始まる類のものではないんですけれど、夏になると見たくなる二種類の舞台があります。イケテツさんこと池田鉄洋さんの演出舞台と、レジェンドステージさんの制作舞台です。

 

池田鉄洋さん脚本・演出作品

イケテツさんの脚本・演出作品は、過去には

  • Back Stage
  • GO WEST

の二本を見ました。

バクステは、推しの植原卓也さんが出ていたので見たのですが、初めてイケテツさんの舞台を見て、「これが噂のイケテツさんのセンスか…!」と思いました。間が絶妙なんですよね。絶妙に面白い。そして、なんかよくわからない世界観!ミュージカル俳優さんとそのバックステージを支えるスタッフさんのお話なのに何故か宇宙人が出てきて大変な騒動になってしまうお話。最高に面白くって、頭空っぽにしてたくさん笑いました。

GO WESTはバクステが面白かったのと、パートナーの推しの太田基裕さんが出ているから見に行きました。これも、今時珍しいウエスタンな世界観で、とにかく楽しかった!楽しすぎて三回見に行きました!

イケテツさんのあの世界観にどっぷり浸りたいし、頭空っぽにして楽しみたくて、また見たいなぁと思っています。

イケテツさんは劇団もやってらっしゃるんですが、好きなキャストさんが一人も出ないとどうしても優先順位が下がってしまってなかなか見られていません。また若手俳優を使って舞台やってくれないかなぁ。というか、バクステ続編とかやらないかなぁ。

 

 

レジェンドステージ作品

割と好きなんですよねぇ。レジェンドステージさんの制作作品。レジェンドステージさんは、わたしの好きなコンボイショウを元々やっていた、コンボイハウスのプロデューサーさんが代表を務めていらっしゃいます。そのせいかダンスや歌が本当に本格的で、あんまりプロジェクションマッピングを使わずに体と舞台装置と照明と衣装で派手でキラキラで楽しい世界を表現してくれる、っていう印象です。エンターテインメントを通して元気を届けるという企業理念の通り、元気になる作品が多いように思います。

 

ショーステージが派手でスキルのある人が沢山出るから見応えがあるんですよねぇ。コンボイの面子も時々出てくれます。ただ、お話は正直詰めが甘い。ゆるふわ。なんでこんな尻切れとんぼなんだ…!とか、なんでこうなった、とか、よくあります。でも、お話の密度が濃くないぶん、気軽に見られる良さはあります。

過去に見たのは、

  • 春風外伝
  • TARO
  • プリンスカグヤ
  • スマイルマーメイド

の四作品。スマイルマーメイド以外はDVDです。どれもお話の精度や密度は、例えば末満健一さん作品なんかと比べると甘めながら、心に残る作品です。

 

最近TAROが見たくて仕方ないんですよねぇ。いろんな世の中の「太郎」を集めた冒険活劇で、三年寝太郎とか桃太郎とかタツノコ太郎とか、いろんな太郎さんたちが、物語を転覆させようと画策する負け続きの鬼と戦うのです。鬼役はザ・コンボイの一員、舘形さんですがめっちゃ美しいです。めっちゃ踊れるジジイとババアも出てきます。途中客席を巻き込んだ演出なんかもあって、大きなボールを客席で転がしたりするんです!楽しそう!実際に行きたかった!

 

レジェンドステージさん、今後舞台をやる予定はあるんですけどね…。キャストはいいしレジェンドステージさん制作だけど、歴史物で乙女ゲーム系なんです。乙女ゲーム系、まだ見たことがなくて良いか悪いかわからないということもあって、チケットは取らないことにしました。残念〜。また見たい。

 イケメン戦国 THE STAGE~織田軍 VS "海賊" 毛利元就編~ | 公式サイト

 

夏に見たい理由

夏ってただ道を歩いているだけでも疲れますよね。ぐったりします。だからこそ、頭使わずに見られて、エンターテイメント性抜群で、なんも考えずに楽しめる作品が見たくなるのかなぁと思います。

気になってる方は、イケテツさん舞台とレジェンドステージはそんな外れがない気がするので、ぜひともDVDを見てみてください!(イケテツさんの方で紹介した二舞台はDVDになってなくて残念…)

LEGEND STAGE WEB Shop

 

ではまた!

 

(レジェンドステージさんの舞台感想はこちら↓)

 

労働保険・社会保険と同性パートナーのこと

わたしが最近勉強しているのは社会保険労務士の資格取得のための勉強です。
今年はたぶん受からないだろうなあと思いながら勉強するのはなかなかにつらく、なんでここまでちゃんと勉強しなかったのかとか自分を責めることもあります。しかし、合格率も3〜5%とかそのくらい低くて、仕事ですぐ使う資格であるというわけではないので、まあ2年間かけてゆっくり合格できたらいいなあという風に考えるようにしています。

 

それで、社会保険労務士の勉強をしていると、「いざという時」の話がたくさん出てきます。
たとえば、仕事中に何か事故に巻き込まれるようなことがあって、働けなくなってしまったときの事とか。その後、障害が残って介護が必要になったときのこととか。死んでしまったときのこととか。
そんなとき、ある程度のお金がもらえたり負担なくお医者さんにかかれる制度が、けっこうしっかりと整備されているんですよね。

 

でも、たとえばもし万が一、大きなけがを負ったり病気になって大きな障害が残ったとき、「障害補償年金」というのが受け取れる場合もあるんですが、「死に至る」ようなことになった場合、一定の条件を満たせば、配偶者やその子が、お金を受け取れたりするんですよね。
遺族補償給付の場合だと、「労働者により生計を維持していた者に対して」なので、何らかの理由で働けない、もしくは、働かない選択をしていて、パートナーの稼いでくるお金で生活をしていた配偶者やその子供が、お金を受け取れることがあります。

 

でも、こういうときにいう、「配偶者」に同性パートナーは含まれていないんだなぁと勉強しながらしみじみと思ってしまいました。一応、労働保険・社会保険に関しては、婚姻の届け出をしていない、「内縁の配偶者」に対しても婚姻関係にある人と同じように対応することになってはいるんですが、いくつか検索して見てみたところ、基本的には「配偶者」って「婚姻の届け出はしていないものの、届け出を出せばいつでも婚姻関係と認められる間柄のこと」を指しているから、そもそも「婚姻の届け出」を出せない状態である同性パートナーはそこに含まれないという解釈の人が多い様子です。

 

いまのは、労災法の例でしたが、年金とかも含めて、いろーんなところでこの「配偶者」問題が出てきます。

 

なんだか、とてもいやあな気持ちになります。嫌な気持ちを分解してみるとこんな感じ。
ひとつめに、まず、わたしたちの存在自体が、ないものになってるんだなあっていう疎外感。
ふたつめに、「パートナーである」ということ自体は同じなのに、同じに扱われないんだなあという寂しさや怒り。こういうのが、差別や不平等っていうんだなあと思います。
みっつめに、なにかあったときのために、ふつうの家族の倍ぐらいは貯金しなきゃいけないし、パートナーにお金を残すための仕組みも考えなきゃなあという気持ち。なんだか、疲れる。だれに聞いたらいいのかもわからないし、いちからそれを考える労力って物凄く大変だなあと思います。

 

なんかこういうことを話すと「大丈夫だよ、『万一』ってそんな起こらないし」「その時考えたらいいじゃん」「○○すればいいじゃん」って安易に言う人もいますけど、そう言われることもセットで、生きづらさを感じます。不公平や不平等を見なかったことにしないでほしいなって思ってしまう。安心させようと思って言ってくれてる人も多いと思うんですが。あんまり考えずに言ってるよなぁというのを感じてしまうこともあります。
将来の不安を持ちながら日々を生活するのって、なかなかにストレスです。そして、なにか起こったその時考えるんじゃ遅いし、遅いからって言って今から準備するのも、結構大変なもんですよ。

 

今年の9月で、付き合って10年目を迎えるパートナーがわたしにはいます。結婚の制度があったらとっくに結婚しているし、法律上も「配偶者」として扱われるのになあ。お子さんのいる同性カップルなんかだと、一層不安だろうなあ。

 

そんなことを思った日でした。
ではまた!

 

※まだ勉強中の身なので、表現が正確でない部分はご容赦ください。

他人基準、自分基準

最近気分の波に困らされているスイです。こんにちは。毎週のように、ひどい時は一日単位で、アップダウンがあるのどうにかしたい…。

 

 今日は午前中の仕事の打ち合わせの最中、打ち合わせ自体はうまくいっていたのに気持ちがしんどすぎて、終わった直後にランチに直行してぐったりしていました。仕事に向き合いたい気持ちはあるのにうまくいかなくて、誤魔化し誤魔化しやってきたのですけど、もうダメだ〜これは誤魔化すだけじゃなくてちゃんの考えたり自分の気持ちを探ったりせねば〜、と思ってノートに向き合いました。
 

そこで気づいたのはこんなこと。

 

転職してから「いい子でいなきゃ」度が強いんですよね。前職が結構キツい環境で、メンタルやられる寸前で離脱したのですが、一方で成長幅はとんでもなかったので、あの時の経験を無駄にしちゃいけない、勿体無い、って思っていたり。 せっかく他の人にはない能力を培えたのだし、上司にもそれを発揮することを期待されてるんだからやらなきゃ、とか思ってみたり。

実際やってみると、その頃鍛えられたぶん他の人がやらなくて怒られてるような基本動作はなんなくできて、たいしたことやってるつもりもないのに褒められるんですよね。だからこそ、失敗できない、褒められたように行動し続けなきゃって思ったり。

ノートで自分の思考を整理してみて、そう思うことはいいけど、思い込みすぎると不要なプレッシャーになるなぁということを感じました。

 

特に、前職の最初の上司は、営業ならシャツになにかこぼしたり飛ばしたりしても大丈夫なように簡易シミ抜きセットを鞄に忍ばせておけよっていうような細かいことも全部、俺の言う通りにしたら成功するしそれができないお前はダメだって言うタイプでした。その時指導されたあれやこれやは、わたしの中に「営業ならこれはできてないとダメ」って刷り込みになっていて、「最近のわたしはたるんでる」って思いすぎるきっかけになっていました。

 

「たるんでる」のは本当にその通りだし、必要なところは元のペースに戻していきたいけれど、それでも、「その行動ができないからわたしはダメだ」って思ってしまうと行動が止まる。だからこそ、「人の言う基準で、いいとされていること」は、頭の隅に置いてはおくけれど、それだけを行動基準にしちゃいけないなと思いました。

 

それで、じゃあどういう在り方だったらわたしは元気出て行動できるのか、他人じゃなくてわたしはどうしたいのか、考えてみたんです。

それで一番に思い出したのが、今日お客さんに言われた「最近なにかあったらスイさんにとりあえず電話ですから。いつも助かってます」って言葉。それをノートに書き出してみたら、そこが光って見えました。
なんだかね、すごく納得感がありました。わたしが仕事を頑張るのは、責任感とか舞台やアイドルにつぎ込むお金を稼ぐとか、いろいろあるんですけど、何より、お客さんの役に立ちたいし頼りにされたいからなんだなぁっていうのを、思い出しました。それだけでちょっとだけふわっと体が軽くなって、午後のお仕事を頑張れました。 

 

で、仕事を終えてみたら、元上司の刷り込みに関するツイートに何人かのフォロワーさんが反応してくださっていて。「そういう気づかぬうちにかけられてる呪詛、ありますよね。都度都度外していきましょう!」っていう趣旨のことを言ってくださったんです。

なんだか目から鱗でした。
そっか、囚われそうになったら、外せばいいんだなって。いつまでも囚われてることについて、なんとかしたい、早く抜け出さなきゃって思うんじゃなくて、気づかないうちに囚われてることもあるから気づいたら引き剥がせばいいのかぁって。多分きっと、この言葉のおかげで、しばらくの間は「あっ」って気づいたら「やばいやばい。囚われてる。他の捉え方はないかな?」って探せそうな気がしています。そうやって声をかけてくださる方がいて、本当に良かった。

呪詛をかけるのも人間なら、救うのも人間なのか、なんてことを思いました。

 

今日はそんな一日。

ではまた!

 

(ネタバレあり)クリサマ スレイジーイベントの速報

スレイジーイベント行ってきたよ!楽しかった〜。スレイジーのイベントはほんといつも楽しい!!

 

取り急ぎドラマのキャスト情報とカラオケ配信情報まとめました。ちょっと衝撃すぎたので先に。詳細はまた後ほど。

 

ふじわらさんがいるー!たけるくんもいるー!とんちゃんもいるー!!!わー!

そしてわたし的に衝撃だったのが、渡辺大ちゃんが出ることとQさん役ののりちゃんが出ないこと…。Qさんもう好きすぎて全386が衝撃を受けていると思います。

 

で、カラオケ配信になる総選挙曲トップ10です。順番とかもし間違ってたらごめんなさい。(特に後半)

 

【1位から10位】

  • インビテーション
  • サヨナラ
  • ガーネットスター
  • ローラーコースターライフ
  • ショービジネス
  • クレイジーガール
  • AtoZ
  • マネーマネー
  • Serenade
  • あなたは知らない

 

イベントではなかなかガーネットスターが出てこなくて、大山さんがいちいち「喜んでいいのかなんなのか…」と言っていたのが可愛いやら面白いやらで最高でした。

 

ちなみに、同着11位も配信されるとか。

  • もしも…
  • サーカス
  • ドラッグ
  • スレイブマーチ
  • Thema of SLAZY

11位曲が10位までの曲より先に発表されたのに、ドラッグがここに入ってて、「テーマと俺たちの曲並ぶのなんか嬉しい」的な感じで喜んでた藤田さん、ポジティブかよーと思いました。そういえば藤田さんはほんと人との距離が近い人ですよね。いちいち隣にいる井澤さんにぴとってくっついててかわいかった…。

 

取り急ぎ、以上!

ではまた!

 

もしわたしがLGBT勉強会を主催するなら

LGBT社内勉強会第二回が先日開催されました。
…という話題が顧客先にも伝わったらしく、先輩社員さんの顧客から、自社でも勉強会をやろうとしているのでどんなことをしたのか聞かせてほしいという話があったとか。だからうちの会社で何ができるのか、関係者で相談するのだそうです。
喜ばしいことだと思う反面モヤモヤした気持ちもあります。

当事者である私が、一番関心のある事柄なのに、カミングアウトをしていないがためにその企画に呼ばれることがないこと。関心があるのでやらせてくださいって言えばいいんだろうけど結局カミングアウトすることになりそうだし、えっなんでそんな詳しいのって言われるのも嫌だし、かといってカミングアウトした上で参加するのはLGBTを代表できるはずもないわたしがご意見番みたいになりそうで嫌だな、とか。
余計なことをね、つらつらと考えちゃうんですわ。

 

色々考えた結果今回は口出ししないことにしたので、もしわたしが、勉強会を主催するとしたらどんなことをやるだろうって一人妄想を逞しくしていました。まあ、LGBTの基礎知識的なのは普通にさらっとやるとして、他のところを。

 

①なにがしかの専門家向けの勉強会だったら、LGBTまんべんなく、事例研究を入れる。社内勉強会第二回は事例検討だったのですが、どうしてもトランスさんの事例に偏りがち。おそらく参加する側もそこは一番知りたいのだと思うのですけれど、LGBのパッと見わからない生きにくさもすこしでもいいから知ってほしい。
(結構、カムした異性愛者の方に「でも普通に生きる上でLGBの人はそんなに支障ないでしょう」って言われて、いつもうまく答えられなくてへらっとしてしまう。でもね、日々日々、そして人生を通してなんとなく感じる「生きにくさ」とか「将来の不安」とか、あるんですよ。制度がないことでの不平等とか不便とか、たっくさんある)

 

②身近に感じてもらいやすくするためのワークを入れる。たとえば、このまえ他のブログで「LGBTであることは偏頭痛持ちであることと似ている」というのを書いたんですけど、そういうような自分の中にもあるマイノリティ性に気付いてもらえたらいいなあと思います。

 

③「LGBT」という括りに括られないあり方もあるということをしっかりと伝える。SOGIという概念とか。そのうえで、「その人自身を受け入れてほしい」「そうするためのコツ」なんかを伝えられたらいい。ここも事例検討やりたいなあ。ここはでも、むずかしいところ。受け入れるこころの準備と、じゃあ実際どうするの?っていうコミュニケーションのところがあるから。

 

④LGBTの関わる裁判や法令のこと。具体的にどんな困りごとがあって、どんな争いになっているのか、当事者はどう解決してきているのかとか。そういう固めの話も入れていきたい。そういう話を引きながら、企業経営の面でLGBTを含めたダイバーシティを生かしていくことができるとどんなメリットがあって、逆にそれができないとどんなデメリットやリスクがあるのかっていう話もしたい。

 

⑤アライであるためにできることについて。さりげなくアライマークをつけるとか、彼女や彼氏という言葉よりパートナーや恋人という言葉を使うとか、自分の子供に対してきちんと伝えていくとか。

 

なんか、LGBT勉強会の類いって、まず用語の理解から入って、それだけで「もうお腹いっぱい!」「なにがなんだか!」ってなるんだなーっていうのを勉強会2回に参加して感じたんですよね。業界用語、たっくさんありますし、そのほとんどがカタカナとか英語とかで。馴染みのない人には難しい。
でも一番大切なのは用語やNGワード、NG行動を知ることじゃなくて、感じてもらうことや考えてもらうことのような気がしています。だから本当は複数回開催で、いろんな事例やワークで考えてほしいなと思うんですよね。
だって、当事者であるわたしが、わたし自身を受け入れるのにだって、専門用語を知るところから入って、偏見をゆっくりゆっくり溶かして、対応方法を実地で知って…ってかなり時間がかかりましたもの。(でももしほんとにこれ全部入れ込んだのやるとしたらめちゃめちゃ大変そうだな…)

 

実際LGBTに関するところで本当にそこまで時間かけられるのかっていうと、忙しい企業人にとっては難しいのかもしれませんし、「1回のみ開催で1時間でやってよ」っていう声も聞こえてきそうですけど。
お手軽に気軽に企業研修や勉強会をやりたい人も多いと思うんですけど、ほんとうはそれだけでなんとかなるもんでもないよなあって。入り口に立つ、程度のことしかできないよなあって思います。そんな中で、もし私が勉強会の講師になるとしたら、何を選択して、どう伝えていくのかっていうことを、モヤモヤしながらぼんやりと考えています。何を伝えたいかなぁ…。

 

締まらないですが、今日はこの辺で。

ではまた!

 

(LGBT勉強会1回目に参加した時の記事はこちら。↓)