七転び八起き

ハロプロと観劇と、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活のこと。

ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生(ファンタビ2)観てきたよ

待ってましたのファンタビ2

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(↑パンフ買いましたがグリンデルバルド様の後ろ姿かっこよすぎ)

待ってたよおおおおおファンタビ2!!!仕事大変だったけど今週はこれを楽しみに乗り切ったんだい…!今作も楽しかったー!!!しかしあれですね、JKローリング氏は舞台界隈で言うところの末満健一氏。つらい。いろんなところでつらい。でもさぁ、そのつらさもスパイスになって麻薬のような面白さになってるわけですよ。一度ハマったらもう抜け出せないの。はーまじつらい。

 

ではネタバレしまくりの感想を書きます。

 

グリンデルバルドかっこいい……悪い男……

感想の初っ端がそれかよと言う感じですが登場シーンからかっこよさにしびれました。グリンデルバルド。自ら馬車を駆って雷操って人にバンバン当てるのかっこよすぎでは…?いや、彼筋金入りの差別主義者なんだけどさ…わたし普段から差別いくないって主張するブログめっちゃ書いてるけどまあでも色気のある悪役はめっちゃ好きですごめんなさい🙇‍♀️

もーさ、グリンデルバルドいちいち距離が近いよね。そしていちいち語りかけてくるよね。そしてうまいことその人の心をくすぐるような言葉のかけ方をする。しかも顔がよい。ジョニデ随分恰幅が良くなってたけどかっこいい。あれは信者増えるわ。演説も上手だし。なんか集会の通知方法やたらお洒落だし。こわいこわい。

 

ジュードロウ最高…若ダンブルドア好きすぎる……

そしてもうダンブルドア先生もね…!!!最高にかっこよかったんですよ!!!予想を裏切らずに!!!!ジュード・ロウの顔が好き!!!!!いけめん!!!!そしてこいつもたらしこむのが上手い!!!!!!

今作でのニュートとの初接触シーンからしてもう、あ〜ダンブルドアってそうだよね〜ほんとタチが悪いわ〜でも好き〜〜ってなりました。なんなの、あの手だけ出して呼び寄せるやり方。優雅か。遊び心満載か。そしてグリンデルバルドと戦うことをニュートにやらせようとして断られて、わかったって言って案外あっさりと去っていって、ニュートが「ちょっと…!」って追いかけようとしてからまた手だけ出して隠れ家の場所の紙を胸ポケットに収めるのほんとずるい男。好きです。

でもさ〜〜〜ほんとこういうずるい男が、えっグリンデルバルドにベタ惚れやん???ってところが見え隠れしてすごい萌えました。最高すぎる。ずるくて悪い男同士が過去に血の誓い交わしてたというのもたまらんおいしい関係性だし、それがグリンデルバルドのあの人の心に入り込むやり口で成されたことだったのだとするとうわまじでダンブルドアベタ惚れじゃん??ってなるし、今でもみぞの鏡の前にあんな顔して立つ(しかも鏡に映るのは過去と今のグリンデルバルド)ダンブルドアえっほんとどんだけグリンデルバルドのこと好きなん???倒さなければ的なことを言うけどそれはやっぱり口だけのことで愛が憎に変わったり全然してないやん???とか思いました。

そして最後のシーン。色々意見はあるみたいですが、わたしは血の誓い、ダンブルドアは壊してない派です。ただ持ち去っただけで、まだ壊すと明言したわけではないし、それが壊れてしまったらグリンデルバルドと戦うことを避けられなくなるから壊せないし、あの男なら壊せるとしても壊さなかったと言ってバレるまでずっと持っていそうだなと思いました。

 

その他感想

その他感想です。夜一番遅い回で見たのですでに眠くて…。まとめてしまいます。余力があったらまた書く。

  • ズーウーちゃん可愛すぎる。あのふわふわしたやつに夢中になっちゃうのただのにゃんこちゃんじゃん。最後ものすごくニュートに懐いてたの可愛かった。ニフラーちゃんとベイビーたちもめっちゃ可愛かったです。
  • ていうかニュートめちゃくちゃモテますね…。でも全然気づいてないしティナしか眼中にないあの朴念仁感は好感が持てます。褒め言葉としてティナの燃えるような瞳をサラマンダーに喩えるのはやめたほうがいいって言われたのを忠実に守ろうとしてるのがかわいかったです。このシーンは劇場内でクスクス笑いがそこかしこに聞こえました。
  • ナギニとクリーデンス。つらすぎる。特に衝撃だったのはナギニちゃんですがハリポタのあのナギニですよね…彼女…。つら……。サーカスの人に言われてたように戻れなくなっちゃったんですね、きっと……。クリーデンスと幸せになってほしかったのにな……。クリーデンスもナギニもああいう特殊な事情を抱えているからこそ優しくて繊細で、お互いを支え合えるんだなと思ったんですけどね…。ていうかクリーデンスの正体、まじか……。
  • クイニーちゃんもつらい。前作からヤンデレ感は感じていましたがまさかあちら側へ行ってしまうとは…。クイニーちゃん前作ですごい好きだったのでつらい…。なんかあの金髪ブランド美人を恋愛脳であんまり深く物事を考えず洗脳しやすい子みたいなステレオタイプに当てはめて描いてくる制作側にはちょっと物申したいところもありますが(でもレストレンジ家の家系図の話とかいろんなタイプでいろんな立場の女性が出てくるという面では色々配慮されてる気もするので考えすぎなのだろうか)、まあでも彼女結構追い詰められてましたもんね…。結婚したい相手とできないのつらいよね、わかる…。しかし惚れる系の魔法かけてまで結婚したいほどジェイコブのこと好きだったとは…。すごい情の濃い子だなぁ…。
  • リタと、グリンデルバルドに付き従ってる女の人、すごいビジュアルが好き…。美しい…。しかしリタはあんなに気高くて素晴らしい女性なのに、あんなことになって…。次作でも見たかったよう……。つらいよう……。
  • 今作はハリポタ知識ないとつらいかもしれません。ですがわたしはわりとそういうの好きなタイプです。シリーズの真ん中辺から見て、なにこれめっちゃ面白い!ってなって後から過去作漁るの超楽しいですよね。だからファンタビ2から入ってこれからハリポタシリーズ見られる人がすごく羨ましいです。ファンタビから入って過去作を見て頭を抱えてください。ぜひとも。
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明日はパンフをゆっくり読みながら過ごします。おやすみなさい。

一作目の感想はこちら。

 

『平成最後の大放談 1人が言えば何かが変わる 今こそNOと言っちゃえば?!』に行ってきました!

あまりにも感激してしまったので、この企画に参加してみたことについて書きます。

普段から個人コンサルで年に一回はお世話になっている柴田朋子さんの企画です。

 

いやー本当に本当に面白かった。エンパワメントされるってこういうことか!と実感しましたし、もっとお話聞いていたかったし、もっとわたしも話したかった…。本当に素晴らしい会でした。あんなに『あ、登壇されてる三人も含めてみんな周りの人がわかってくれてる…!』という安心感ある場にいたこと、ない。あんな人たちの集まった会社で働きたい。前に用事があって遅刻して行ったのですが、勿体無かったなぁ…。

 

テーマは、ジェンダーについてがメイン。わたしたち女性は、NOを言わずになんとなくもやっとしても我慢してしまうことってあるよね、でももっと言っちゃおうよ!ということ。

 

ハズキルーペみたいな時事ネタや、サラダ取り分け問題とかマンスプレイニングの具体例を取り上げながらそういう日常の中にあるジェンダーの問題についてたくさんお話してくれました。滅茶苦茶面白かったし超わかりやすかった!

 

わたしも日々仕事していて、いっぱいもやっとすることあります。

なんとなく率先してサラダ取り分けちゃったり、男女別の飲み会料金設定してくる同僚に文句言ってみたけどそれを言い出したのが上司だってわかってなんとなく黙っちゃったり。バレンタインにチョコ持ってくる同僚女性と何にも持ってこない自分の間でちょっと気持ちが揺れたり、同僚の男性が恥ずかしげもなく、一人暮らし期間なく結婚したから料理できないし家でもしないんだよね〜と言ってるのにもやっとしても、その場ではうまく言語化できなくて言えなかったりとか。

 

でも、もやっとした時に放置するのは、やっぱりよくない。一個でも言っていくことが大事なんだなって。

特に柴田さんが、キャーキャー言うのが役目のひな壇芸人みたいな若手女性はそのポジションどんどんなくなってくし後で苦しくなるっていう話をしていた時に、人ごとではない、と思いました。

わたしは仕事バリバリやる方だし、今の職場でもいずれはリーダーにとか言われ始めています。そして、ひな壇芸人女子みたいなスキルのあるタイプでもない(笑)それでもやっぱり、上司をニコニコしながらヨイショしちゃうこともあるし、幼く見られるように演出してしまったり(主に喋り方)、どこかでこの会社の管理職はみんな男で長時間労働タイプばっかりだし、わたし若手だし、リーダーなんて…と思いながら遠慮してました。

でも、違うんだ。多分それをやってたら自分の今後も、もしかしたら今後うちの会社に入ってくるかもしれない若い女性たちも、苦しくするんだ。そう思いました。言いたいことは我慢せずに言ってもいいし、なんならもう少し瞬時に言い返せる反撃力を磨いてもいいかもしれない。

 

こちらのブログでは書いていなかったんですけれど、少し前に実家の両親にカミングアウトしました。その時にね、かなりひどいことをいろいろと言われたんです。「相続権は放棄してほしい」とか。いや、相続権とかいうけど大した資産家でもないんですよ我が家は。ただの昔ながらの農家ですが(笑)でもそれってつまり、わたしのことを自分の子供と認めませんってことですよね。で、それについて、まあそんなこと言い出すと思ってなかったし相続のことなんて考えたことなかったからびっくりしちゃったんですけど、なんにも反応できなくて。髪型のこととか公務員にも大企業にも興味なくて中小企業に行ったこととかもいろいろ言われました。

でも、木山さんが素敵な女の子を息子さんにプレゼン(笑)をした時、「お母さんは僕の性自認と性的指向聞いたことあるの?」ってバーンって息子さんから返されたっていう話を聞いて、ついつい「えっ!超かっこいい!!」って思わず声が出てしまいました。そんな風に言っていいんだ!とびっくり!

自分と親とは別の人格、って頭では思っているけど、親に恨み事言われると気力が萎えてただ泣くしかできない、親が育ててくれたことへの感謝を忘れてはいけないし…、みたいなことを思ったりもしたけど、親への感謝とかそういうこととは全く別に、対等なひとりの人間として、言っていいんだ…!と思いました。

なんでなんにも言わずに帰宅してしまったんだろう、わたしのバカバカ!木山さんにこれ絶対伝えたいなぁ。facebookでメッセージしてみようかな。

 

そんな、刺激的で元気になるような話がいっぱいいっぱいある素敵な会でした。休憩タイムで周囲の人と話していて、違和感感じるとき言っちゃう系女子ばっかりで安心しましたが、それでもやっぱり関係を悪くしたいわけではないから悩むときあるっていう話になったんですね。でもあとから考えたら、例えば柴田さんだったら言っちゃうだろうな〜とか。冷え冷えとした声でハッキリ言ったとしても、別に仕事なくなるわけじゃないしな〜って思いました。とりあえず、最近やってる、『会社に行くときは前髪あげてカッコいい自分になる』のを継続します。気持ちが「女の子」になっちゃってると日和るからね!形から入る!(笑)

わたしがCLIEの舞台を観に行かないと決めた理由

わたしは、湯澤幸一郎氏が作・演出・主演をつとめる「メゾン・マグダレーナ」が舞台制作会社CLIEで制作されることに対して、 非常に残念に思っています。たとえ推しが出ていたとしても、絶対に観に行きません。過去のブログを見ていただければいかにわたしがこれまでCLIE作品に楽しませていただき、推しや好きな俳優さんがCLIEさんと多くのお仕事をしてきたかがわかると思います。それでも、行かないことを決めた理由について話したいと思います。

 

理由は三つあります。

  1. 性犯罪を軽く考えて欲しくないから(性犯罪を犯した人を同じポジションで起用することの意味を捉え直してほしい)
  2. ただ率直に、嫌悪感を感じるから
  3. 好きなものを嫌いになりたくないから

この中では1が一番大きな理由なんですが、順に説明していきます。

 

その前に、もし湯澤氏の起こした事件のあらましをご存じない方はこちらをどうぞ。なかなかに胸糞悪い淫行事件だったことがわかると思います。

 

そしてCLIEのプロデューサーであり社長でもある吉井さんが、メゾン・マグダレーナに関する問い合わせに答えた声明はこちら。

 

それではわたしがCLIE舞台を観に行かないと決めた理由をお伝えしていきます。

 

理由1 性犯罪を軽く考えてほしくない

社長であり本作のプロデューサーである吉井さんが声明を発表しましたが、読んで徒労感に襲われました。ぜんぜん、わかってない。性犯罪を犯した人を同じ作品の同じポジションで起用するということがどれだけの影響を及ぼす可能性があるのか。このご時世、そのことがどれだけ重く捉えられるのか。
おそらく吉井さんは、「性犯罪者が社会復帰すること」 に対してわれわれカスタマーが怒っていると勘違いしてるんですよね。 そう思っているから、「罪を償った人の社会復帰を支えることも、今社会の担うべき役割の一つだと考えています」なんて書けるのだと思います。

でも、それは違うのだと言いたい。
ツイッターの意見を見ていても、わたし個人の意見としても、『性犯罪を犯した湯澤幸一郎氏を、同じ舞台作品の同じポジションで復帰させる。しかもそのテーマは男女間の性愛』ということが問題で、そこに多くの人が怒っているし、気持ち悪いし観たくないと思っているんだと思います。後半の「しかもそのテーマは男女間の性愛」というところについては二つめの理由のところで語ります。まずは前半について。

『性犯罪を犯した湯澤幸一郎氏を、同じ舞台作品の同じポジションで復帰させる』ということをやることは、演劇業界全体やそこで働く女性たちのためにならないとわたしは思っています。彼の再起支援を考えるより、まずは業界全体やそこで働く人への影響を考えていただきたい。

『性犯罪を犯した湯澤幸一郎氏を、同じ舞台作品の同じポジションで復帰させる』ことが行われた場合、具体的にどういうことが起こりそうかを考えてみましょう。

もともと「マグダラなマリア」シリーズには多くのファンがついています。わたしも過去はその一人でした。
認めたくありませんが湯澤氏は舞台を作り上げる能力も、観客の心を動かす脚本を書く力も、役者としての能力も高いです。
そして、キャストさんも売り出し中の方から実力派の中堅・ベテランまでなかなかのいい人を揃えています。演劇は脚本・演出だけでなく、キャストの力でも人を呼べます。これまでの傾向を見ると、おそらく今回も多くのファンを持つ俳優さんたちが起用され、そのファンの中には内容や湯澤氏の過去に関係なく本作品を観に来るという人もいるでしょう。
つまり、公演をやればきっと成功し、もてはやされる。わたしたちが懸命に働いて稼いだお金がCLIEにも湯澤氏の懐に入る。
そうして、数年後には彼の罪などなかったかのような状態になってしまうでしょう。
Wikipediaには彼の犯罪歴が記され、ファンの間でも語られますが、それでも彼は何事もなかったかのように仕事をし、生きていける。犯罪を犯した人がまた立ち直って生きていける社会。それは一面ではよいものに見えます。ですが、周囲への影響はそれだけにとどまりません。

『性犯罪を犯した湯澤幸一郎氏を、同じ舞台作品の同じポジションで復帰させた、その結果、公演が成功し、湯澤氏がこれまで通り脚本・演出・役者という仕事を続けられた。しかも、多くの人がその事件を記憶している間に。』という事実が発するメッセージはこうです。


『性犯罪は、たいしたことのない罪だ』


たとえCLIEが「そういうつもりじゃなかった」と言っても、隠されたメッセージは伝わってしまう。湯澤氏が更生し、同じような犯罪を今後犯さなかったとしても、それでよいわけではないのです。

「隠されたメッセージが伝わってしまう」ということについてわかりにくいかもしれないのでさらに具体的に考えてみます。

まず、被害者の女性や、過去に同様の被害を被ったことのある女性はこの事実をどう受け止めるでしょうか。加害者の湯澤氏が何年か刑務所に入ったとしても、その後それまでと同じように仕事をしている姿を見たら、傷つき、悲しみ、絶望するのではないでしょうか。
湯澤氏以外の演出家や制作会社のキャスティング権限を持った人はどうでしょうか。女性の役者さんに対してキャスティングすることを条件に関係を迫るようなことは、きっとなくならないでしょう。だって、バレなきゃいい。バレたって、湯澤さんのように、罪を償ったら同じポジションに戻れる。意識的にか無意識的にかは別として、そう思ってしまう人が出てこないとも限りません。少なくとも「性犯罪を抑制する」方向にはなんの影響ももたらさないと思います。
若い演劇業界で働きたい女性の中で「偉い人と寝れば仕事をもらえる」と思い、自ら体を差し出してしまう人も出てくるかもしれません。でも、自らそうしたところで役を得られるかどうかはわからない。傷つくだけかもしれない。そうしない女性の中にだって「女性は実力では評価されない」という思いを持つ人が出てくるでしょう。男性俳優の中にだって、不公平感を持ち、「女はいいよな」などと心ないことを言う人も出てくるかもしれません。
そういう社会的影響を、吉井さん、そしてCLIEはしっかり認識した方がいいと思います。

演劇業界ではその縛りが緩くても、多くの一般企業では「セクハラ 」事件を起こした人は懲戒処分を受け、大抵の場合は元のポジションに戻れません。それは「セクハラ」が「たいしたことのない罪」 と受け取られないようにするためです。女性が性的なことがらで嫌な思いをし、それによって活躍が妨げられることを防ぐためです。 今回の事件は「職場で、自分の持つ権力を背景に女性に性的な行為を強いた。そして、その対象が未成年であった」というものです 。「対象が未成年であった」ことはとても大きなことで、それがあったからこそ逮捕され実刑を受けたわけですが、前半の部分だけでも一般社会における「セクハラ」と同等の意味を持つことで、 許されないことです。
そういうことを、吉井さんはご存じないのでしょうか?知らなかったのだとしたらこれを機に認識を改めてほしい。「演劇業界は特殊 な業界だから」なんて言い訳は通用しません。個人的な意見として 「彼は深く反省している」「再犯の可能性はない」と判断し、これまでと同じポジションで復帰させようとした吉井氏は、本当に認識が甘いと思います。
(吉井さんがプロデューサーであり社長でもあったからこんなことがまかり通ってしまったのだろうと思います。普通の会社だったら、だれかが止めてると思うんですよね…。特にあの、 ツイキャスでの発表前後のTwitterでの「復活」の演出とか。)

過去、幼い子供への性的虐待は「いたずら」と呼ばれ、セクハラは「職場のコミュニケーションの一環」と言われ、痴漢やレイプは「男の性欲はコントロールできないものなのだから仕方ない」と正当化されてきました。
つまり、男性の「罪」が矮小化され、女性は性的な面で嫌な経験をしても我慢しなければならないと思い込まされてきたのです。
そういうものを過去の戦う女性たちがひとつひとつ「おかしい」 と声を上げ、「セクハラ」「DV」「性暴力」という言葉を作り、 周知し、それは犯罪であり人権侵害であるということを社会に知らしめてきました。そうしてやっと、女性は嫌なことを我慢しなくて済むようになってきたのです。
わたしは、この流れを止めたくない。あらゆる業界で、あらゆる場面で、女性が性的に搾取されるようなことをなくしたい。傷つく女性が一人でもいてほしくない。
自分自身が女性だから同じ女性が傷つくのが嫌だと思うということもありますし、わたしが大好きなアイドルや女優さんや演劇業界に関わる全ての女性が、生き生きと自分のやりたいことをやって、実力を評価されて、仕事ができるようになってほしいという気持ちもあります。

だからこそ、そういうことに無頓着で無自覚なCLIEさんの姿勢にノーを突きつけたい。だからこそ、今後もCLIEさんの舞台には行きたくないのです。

 

2.ただ率直に嫌悪感を感じるから

理性で考えた小難しい話を延々としてきましたが、それと同じくらい単なる嫌悪感が強くて観に行きたくないということもあります。前の章でこれは後から、と書いた『性犯罪を犯した湯澤幸一郎氏を、同じ舞台作品の同じポジションで復帰させる。しかもそのテーマは男女間の性愛』の後半部分の話ですね。

マグダラなマリアは娼館が舞台の作品です。その中でさまざまな愛憎や性のあり方が語られます。タイトルが多少変わったとはいえマリア・マグダレーナを主役に据えるならば設定の部分は引き継ぐつもりでしょう。つまり、これまでのマグダラなマリアシリーズと同じように男女間の性愛がテーマとなるはず。演出・脚本をやるなら、彼の男女観や恋愛観が反映されないはずはありません。いくら『創作』であるといっても。それがわたしは、単純に気持ち悪い。性犯罪を犯した人の語る恋愛話を、観たいと思いますか?どうしても、作った人の起こした事件や性癖を想起してしまいはしないでしょうか?それはつまり観劇の最中ずっと、不愉快であるということなのです。観客が不愉快になるようなものを、嬉々として提供するのって制作会社としてどうなんでしょうか?そういう想像もなく、公演をやろうと決められてしまうCLIEさん(プロデューサーである吉井さん)の感性に対しても嫌悪感を感じます。

 

3.好きだったものを嫌いになりたくない

実はわたし、湯澤氏が逮捕された時の代替公演を観に行っていたんです。
キャストに当時好きだったD-BOYSの三津谷さんがでていたから。
二週間前に中止と代替公演が発表されて、津田さんが脚本も演出も主演もすることになって、キャストさんもスタッフさんも制作会社さんも、本当に大変だったと思います。
そして、その前後の期間でシリーズのDVDを集めて鑑賞もしました。推しだった藤原さんが出ていたから。しかも、マグダラなマリアシリーズでの彼の役どころは、彼の出演作の中でもかなり好きでした。
マグダラは作品だけで言うならば好きな作品でした。歌も曲もレベルも高いし、ストーリーも面白いし、キャラクターも魅力的で。なので最近まで「湯澤さんは嫌いだけど作品自体はよかった」と言っていたし人にも作品をすすめたこともありました。
今回の件がなければ、そのままのスタンスでいられました。
好きだったCLIE作品である弥次喜多シリーズに湯澤さんが出る と決まったときも、弥次喜多シリーズから心が離れかけていたこともありましたが、湯澤さんの出ている作品にお金を落とすのが嫌だったこともあり、結局行きませんでした。でも、湯澤さんもなにかしらの手段で生きていかなければならないし、キャストとして求められて彼が舞台作品に出演することは仕方ないだろうと思っていました。起用したCLIEを批判しようと思うこともありませんでした。単にわたしが嫌だから観に行かない、というだけのことだと。
でも、今回の件でCLIEさんがこんな風に性犯罪を犯した人を起用することへの意識が希薄で、誰もそれを社内で止めなかったとわかってしまったので、とてもがっかりしてしまいました。そして、『好き』という気持ちを利用されたようにも感じてしまいました。人気があるから、この作品を好きな人が多いから、湯澤氏を起用して多少問題になったって客が入るだろうと思ったから箱をおさえて公演をやることを決めたんですよね。営利企業なのですから、収益が上がる見通しがなければ公演を打ったりしませんよね。万一湯澤氏の起用に反感を持つ人が多くなったとしても、人気の若手俳優をキャスティングしておけばそれなりに集客できると思ってるんでしょう、きっと。馬鹿にしてますよね、観客を。……そんなふうに、どうしても思ってしまいます。

作品についても同じです。マグダラの過去作の中で、ロージーがマッチを灯してスカートをたくし上げるシーンがあります。もともと、あまり好きなシーンではなかったですが、もう二度と見たくないです。普通に楽しんで見ていたキャラクターの恋愛模様も、その背景にある湯澤氏の思想や犯した罪のことを考えながら見てしまうでしょう。きっと今作を見にいっても、手放しで楽しめることはないでしょう。

好きだったものを嫌いになってしまうのって、悲しい。本当に悲しい。せめて今回のことがなければもしかしたらいい思い出として過去作を見たときの感情はガラスケースの中に入れて取っておけたかもしれないのに。そんな風にどうしても恨む気持ちになってしまう、ファンがいることを吉井さんにはわかってほしいし、真剣に捉えてほしいです。

 

これが、わたしがCLIEの舞台をもう見に行かないと決めた理由です。

この世から全ての性差別や性的なことで嫌な思いをする女性が減りますように。そう願っています。
そのために、今回の公演にははっきりとノーと言います。絶対に観に行きません。

吉井さん、まずはこの本とセクハラについて書かれた厚生労働省のホームページでも読みましょう。

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モーニング娘。’18 コンサートツアー2018秋 GET SET,GO!仙台昼公演に行ってきたよ

なぜかいつも登場の瞬間から泣いちゃう

行ってきました。モーニングちゃんの秋ツアー仙台公演。私は昼のみの参加。午前中に気合い入れて仙台観光しすぎてぐったりしながらの参戦だったけど、 そんな疲れは彼女たちの登場シーンから吹き飛びました。(しかしそのぶん終了後にものすごい疲れが来た。)
ここ2年くらい、コンサートに行くとほんと登場シーンから泣いちゃう。かっこよすぎて。戦う美少女最高。 今回も例に漏れず泣きました。今回はなぜかスターウォーズっぽいコンセプトで宇宙の映像と宇宙船のクルーっぽいメンバー紹介動画(敬礼がかわいい)が終わったあと、画面の向こう側にポージングして待っていた彼女らの影が現れた瞬間に涙がにじんできて、 あっ、やば、思ったよりずっとモーニングちゃんたちに会えるのを待ち望んでいたって思いました。ほんとうに大好き。

 

あゆみちゃんの地元公演に参加できたうれしさとあゆみちゃんのかっこよさ

ホール会場でのコンサート初参戦&推しのあゆみちゃんの地元公演初参戦でした。残念ながら、最後の先行で取ったので3階席だったけど、あゆみんコールが巻き起こりアンコールで青く染まるこの場を一度でも経験できたのはよかったなあと思いました。 あゆみちゃん、地元のひとにも、もちろんあゆみちゃんのオタクにも、愛されてるよなあ。
地元公演だとスーパービジョンに表情が抜かれることも多くて、ス ンとした表情のあゆみちゃんの決め顔が好きな身としてはとてもうれしかったです。ときどき、かっこいい表情のあとにちょっとニヤっとしたりするのできゅんとしてしまう。好き。ダンスも今日はずーっとかっこいいなぁ、キレキレで最高だなぁ、と思いながら時々オペラグラスで拡大しながら見てました。もー大好き。

 

わたし、なんだかんだ、やっぱり、飯窪さんのこと好きだった

あと、今回のコンサートに参加して思ったのは、わたし、自分で思っていたよりずっと飯窪さんのこと好きだったんだなっていうこと 。正直言って、卒業が発表されたときは年齢的には順当だし、まあ そうだよなーと思っていて、すごく悲しいとか寂しいとかはなくて。でも、今回邪魔しないでHere We Goの台詞パートをはーちんのぶんまで全部ひとりで演じたはるなんを見ていて、泣けてしょうがなかった。みんな卒業直前にどんどん綺麗になるっていうけれど、本当に綺麗で。長く伸ばした髪も美しい。台詞パートも、大事にしてるのがわかる感じの言い方で。あの曲の発表時よりずっとずっと上手くなってた…。
ダンスも決して上手い方じゃなかったけど、「魅せ方」……つまり、ポージングや髪の使い方や表情の付け方がうまくなってるから、ああ、本当に成長したんだなあって思いました。歌も、昔ははるなんが歌うの心配だったけど、今はそんなこともなく聞けるようになりました。
その後メドレーの途中で、10期3人が手を繋いでぐるぐる回る演出もあったんですけど、そこももう、泣けて泣けて。 また10期がひとり旅立ってしまう、もうこの3人でいる時間も長くないんだと思ったらほんとうに寂しかったです。
はるなんの顔面の美しさや手脚の長さや、お姉さんっぽさ。好きだったなあ。はるなん、ありがとう。寂しいけど、巣立ちの時なんだね…。

 

好きな曲と好きなシーン

さて、セトリについてなんですけど、前半のダンス曲がなかなかに最高でした。もーかっこいいかっこいい。よくみんな、あんな激しい曲ばっかりやれるよなあ…。体力お化けだよ…。前半はけっこうあゆみちゃんとまーちゃんが並ぶことが多くて、つよ~~~ かっこいい~~~これアリーナで見たかった~~~っていうか早く 映像が見たいよ~~~~~!!!!ってなりました。いちゃいちゃしない双璧だーまーが好きな身としてはなかなかに嬉しかったです。

 

中盤の曲はAパターン。Aパターンめっちゃ好き。
ちょっと前のアルバム曲、「笑えない話」はすごく好きでよくカラオケでも歌う曲です。でもコンサートで見たのは初めてかもしれません。嬉しい。振りがなんとも絶妙にかわいい。コーラスもあの人数でやるとかっこいい。
そしてナルシスかまってちゃん協奏曲、ちょうだいすきなので、今回も見られて嬉しかったです。まーちゃんが、後半の「らーらーらーらーらーら、ちゅーるるるらーらーらららちゅーるるっ」のところで、 スーパービジョンに抜かれてたんですけど、あどけない表情と歌い方から、段々に表情がすっと冷たくなって最後見下すみたいな色っぽい表情に変わっていったの、ぞくっとしました。まーちゃんはまた表現の幅をひろげて…。すごいな…。そういえば今回はまーちゃんすごく歌が安定していて、ラストのわがまま気のまま愛のジョークの時の「あ~い~さ~れ~たぁぁぁぁあああい!」のところもす んごい美しくて強い声で良かったです。

 

ロマンスに目覚める妄想女子の歌は、みんな結構自由にやってますけど、あゆみちゃんがごろーんと寝転んでからの組み体操みたいなポージングしたときは笑いました。
そしてYEAH YEAH YEAH、憧れのSTRESS FREEの20周年曲2曲もよかったー。特にSTRESS FREEが曲調も歌詞もダンスもかっこよくて好きです。

 

冷たい風と片思い

それと、あゆみちゃんが……あゆみちゃんが……。冷たい風と片思 いの間奏ダンスを踊った…。衝撃………。あの曲、鞘師の曲ってイ メージが本当に強いから…。あゆみちゃんもかなりのプレッシャー だったのでは……。あの曲を再びコンサートでやれるようになったのか、という感慨もありつつ…。
鞘師のダンスとあゆみちゃんのダンスって全く方向性が違うから、 まったくの別物だなって感じました。鞘師はバキバキ系で、メッセ ージ性の強い踊り方をしていたけれど、あゆみちゃんはしなやか系でタイトルの通り「風」を感じさせる踊り。…ああ駄目だ。こんな表現が良いのか全くわからない。もう一回見たい…。今度は正面から、しっかりと…。今回は全くセトリも感想も見ずに参加したので 、驚きが先に立ってしまって、残念ながらまだ自分の中で咀嚼でき ていません。武道館でも、どっちかの日程でやってほしいなあ…。
ところであゆみちゃんのダンスといえば、最近あゆみちゃん、ちょっとダンスを意図的に崩してくるところがある気がします。わたしの気のせい…?あの、緻密に正確に、そして一生懸命に踊る子が、 ちょっと抜いたり崩したりすると色気とかチャーミングさとかが出てなんかいいなあと思いながら今回は見ていました。あんなにダンス上手いのに、更に進化してくるの、本当に努力家だしすごいなと思います。尊敬。

 

かえでぃーが最近好き

最近、わたしの中でかえでぃーがグイグイと推し順位を上げてきています。 今やモーニングちゃんの中では二推しだとハッキリと言える!そのかえでぃーが今回はあゆみちゃんの近くで踊っていることが多くて嬉しかったです!あゆみちゃんとかえでぃーって踊り方全然違うんですよね…。2人が同じ視界に入っていると、貫禄も余裕もある堂々たる先輩と、慣れないけど頑張って成長してる後輩、っていう感じがして見ててすごく面白いです。ずっと見ていられる。
かえでぃーはもうほんと、スタイルが最高だから、立ってるだけでもかっこいい。最近よく頭振り回してるなーと思ってるんですが、 頭振り回しててもかっこいい。でもまだまだダンスは成長途中なので、時々ダサくなっちゃったりフリーダンスがあんまり得意じゃな さそうなところがかわいい。
途中、かえでぃーとまりあさんと、ちーちゃんとあゆみちゃんという4人が踊るところがあったんですけど、 大きい2人と小さい2人、手脚の長さが生かされているもののまだまだ雑に見える発展途上の2人と、元々センスがあって緻密に踊るタイプの2人、っていう対照感がとてもよかったです。かえでぃーとまりあさんがもうちょっとダンス 上手くなったら最強だろうな…。頑張ってほしい…。あゆみちゃんが卒業する頃までにはきっともっと上手くなるだろうし、 ダンスメンを引き継いでほしい…。(次期ダンスメンにはよこちゃんにも期待してる)

 

新曲について

そして新曲、「恋してみたくて」、初めて見ました。ちょうかわい かった~~~~~!!!!かわいすぎた~~~~~~!!!! 武道館でも見たい~~~~~!!!!DVDに入れ~~~~~!! !!!
彼氏役彼女役でペアを組むんですけど、目が足りない!!!!主にあゆみちゃん・あかねちんペアと、かえでぃー・まーちゃんペア、 時々ふくちゃん・まりあペアを見てました。でもほかのペアも見たい~~~~!!!
あゆみちゃん・あかねちんペアは最初あゆみちゃんがツンとした感じの彼氏役でまたお顔が美しいもんだからかっこよかったです。 続・11人いる!のときのタダっぽかった。あかねちんががばーって抱きつくのがなんかかわいかった。
かえでぃー・まーちゃんペアは楽しそうにイチャイチャしてて最初まーちゃんのほうがくっつきに行ってるんですけど、最終的にかえでぃーが力強くまーちゃんの肩を抱き寄せてるのにきゅんとしました。かえでぃーってほんと、かっこいいと可愛いの絶妙なバランス がたまらない。そしてまーちゃんとの組み合わせがわりと好き。

 

最後に。

はー、書き切れないのでこれくらいにします。他にも感じたことは いっぱいあって、簡単に箇条書きにしときます。

  • スターウォーズ風味のロボット出てきたりして映像でみんながわいきゃいしてるのや唐突にはじまったクイズコーナーの選択肢を伝える係やってたのが最高に可愛かった。
  • クイズの正解に関連するあゆみちゃんの倹約家いじり、あゆみちゃんがいつも恥ずかしそうだしちょっと今日は泣きそうな感じに見えたからもやっとする。あゆみちゃん、ほんとのところはどう思ってるのかな。オイシイって思えているのだったらいいんだけど。 倹約家なの、いいことじゃんね。偉いと思う。わたしは本当にお金が貯められないので余計にそう思う。しっかりしたあゆみちゃんが好きです。
  • 最後の挨拶の時のあゆみちゃんの、「Only Youの時のファンの真似」が可愛かったし私もリズム取り始めに迷ってたくちなのでちょっと嬉しかった。
  • 衣装が今回は結構よくて、特に半分だけスカートがあって脚が出てる衣装が好き!特にかえでぃーとまりあさんのスタイル良い組が最高に似合ってた。ピンクのドレス衣装もすごく可愛かった。
  • 真ん中あたりの黄金期メドレー、楽しいんだけどわたしはそんなに好きではないかも。なんか、心ない「 まだそんなことやってるの?」的なファンじゃない人たちの声が気 になってしまう。気にしすぎなのかもしれないけど。黄金期の曲もプラチナ曲も最近の曲も、バランスよく入ったセトリや、アルバム収録曲沢山のセトリがわたしは好きかなあ。でも、まあこんなのはあくまで好みの話なので。昔からのファンの方や、むしろ最近現場 来ましたーみたいな方には楽しいかもしれません。
  • 夜公演ではよこちゃんが途中から体調不良で退席したらしいですね。心配です…。でも、突然のハプニングにも対応できる力のある先輩たち、素晴らしすぎる。モーニングちゃんのそういうプロ味強いところが好き。

 

そんなこんな、いろいろひっくるめて、初の仙台公演参戦、楽しかったです!また来たいなあ~~!牛タンもずんだシェイクも鯛焼きもおいしかったしね!!

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LGBTのBが家を買った体験記 ②

こちらの続きの記事です。前の記事ではステキな家に出会ってしまい、決意したところまでを書きました。

不動産屋さんにもさらっとカミングアウトして(相手もほんとにさらっと「そうなんですか」くらいの反応だった)、キツネさんと2人で物件を見に行った後、本格的にその物件を購入する手続きに入りました。
ちなみに、購入した家以外にも色んな物件の図面を取り寄せて見てはみたんです。でも、図面上ですら今の家以上にわたしたちにピッタリあう物件はありませんでした。結局他の家の内見も1件も行かず…。 今の家に住むことはきっと運命だったのだと思います。


しかし、物件購入の手続きは当然ながら人生ではじめての事だったので不安がいっぱい。後から振り返ってみて、なかなかにストレスフルな期間だったなと思いました。(特にお金の面の心配が…)

 

家を買うと決めた直後の動き

家を買うと決めた直後、行ったのはこんなこと。

  1. 物件購入の申込み
  2. ローンの仮審査
  3. 源泉徴収票など必要書類の提出

賃貸と同じで、購入の場合も「申込み」というものがあります。
これをさきにやっておくと、他の人が「家を買いたいです」と言ってきてもいったん押さえられるんですね。
それと同時に、今の収入のわかる源泉徴収票や各種証明書を提出して、ローンの仮審査を行いました。
仮審査の結果が出るまでの期間は、大体2週間くらいだったでしょうか。わたしの場合は、不動産屋さんに丸投げでお任せしてしまって、何行かの分を同時に審査を出しました。正直言って年収は今の物件を買うためのぎりぎりの金額でした。2行は審査を落ちて、1行すでに口座を持っていた銀行でOKが出ました。口座を持っている銀行であれば、審査が通りやすかったり少し金利が安くなったりするらしいですね。
ただ、仮審査では「諸経費」分を借りる前提で出していたのですが 、この「諸経費分は貸せない」という条件付きでした。


お金が足りない!

「諸経費」とは、不動産会社さんや不動産登記(持ち主の証明書的なものを作ること)を行う司法書士さんに支払うお金、火災保険の費用などのことです。不動産会社が出してきた見積書では、200万弱くらいの金額でした。
わたしはあまり貯金がなく、一般的な結婚している夫婦のように少し実家にお金を出してもらうという選択肢もありませんでした。 実家には秘密裏に、家を買うことを決めてすすめていたので…。
しかし、キツネさんがしっかり貯金できるタイプだったのが、本当にありがたかったです。足りない分の大半をキツネさんに借りることができました。(お金を「出してもらう」だと贈与税的がかかる可能性があると不動産屋さんが仰っていたので…。)
さらに、諸経費部分で少しでも節約できる部分はないかと、ローンの代行手続き費用について、「本審査は自分で行うからこの分なくせませんか」と不動産会社に伝えたところ、なんと手続きは不動産屋さんにお願いしたまま、その分の費用を安くしてくださったので す。
物件自体の費用や不動産屋さんの仲介手数料自体を値切るようなことをしなかったのがよかったのか、そのほかにもかなり便宜をはかってくださいました。
諸経費分は分割して、手続き時とローンの実行時に支払うのですが 、売り主さんの都合で物件の引き渡しが申込みからすぐではなかったので、ローンの実行時に支払う分はわたしのボ ーナスの一部や月々の切り詰めたお金を詰め込んで、なんとか諸経費分を用意することができました。

 

申込をしてから実際に家を買うまでの期間は短い方が良い

いやーしかし、お金がちゃんとあるのであれば、そして、売り主さんの都合が許すのならば、申込みをしてから実際に家を買うまでの期間は短いに超したことはないと思います。この期間、 本当に長く感じましたし、胃が痛くなりました…。
キツネさんがまた心配性なもので「どうしよう、こんなにいろいろ便宜を図ってくれたけど、不動産屋さんが詐欺師だったら…」 とか「売り主さんの気が変わったらどうしよう…」とか「地主さんに気に入られなかったらどうしよう…」なんて言ってくるんです。それを聞いてわたしも不安になっていろいろ調べて「大丈夫」 な証拠を探そうとしたりもして。
自分たちが同性パートナーだと近所の人には言わないつもりでしたが、もしそれがばれてしまって意地悪をされたりしたらどうしようなんて妄想もしました。都内の物件なので、お隣さんが物理的に近いので。暮らしてみれば、そんなのは杞憂で優しいご近所さんばかりだったので本当によかったですが…。(引っ越しのご挨拶でも特に関係性について聞かれることはありませんでした)
申込みから引き渡しまでの期間は、長い方が引っ越しの準備もゆっくり進められるしいいかなと思ってしまいがちだと思いますが、 期間短く、さくっと済ませた方が絶対いいです。 とくに心配性な方には、そのほうがおすすめです。


建物部分は買い、土地は借りるという選択

30代女性でものすごくお給料がよいわけではないわたしでも都内に家を買えたのは、やはり土地付き物件ではなかったということが大きいと思います。土地を買うことにこだわっていたら、おそらくあと2000万円くらい追加費用が必要となってローンが組めなかったと思います。
月々の地代は、通常1万円~3万円程度らしいのですが、ローンの返済+土地代の金額がこれまで住んでいた家の家賃とほぼ同額だったので、購入に踏み切ったんですよね。
土地の持ち主が代替わりをするときや周囲の土地の価格が上がると きに、地代が上がるリスクもあるようですが、今回はそこには目をつぶりました。
いずれ別の家に住み替える可能性がある方や、土地も含めて家を子 供に相続したいという強い想いがある方以外の方なら、土地がついていない家を安く買うということも選択肢として十分アリだと思います。

 

生命保険と火災保険について知る

家を買うときに必ず必要になるのが火災保険。
家が火災、地震、水害などで壊れた場合の費用を貯めておくのってかなり大変なので、火災保険に入る必要があります。
何がいいのか全くわからなかったので、不動産屋さんが主催のセミナーに行って、まとめて見積をとりました。
その結果、我が家はセコム損害保険に決定。
正直保証の内容はあんまり各社大きく変わらないんですよね。
でも、女性二人住まいでは防犯面も心配だったので、ホームセキュリティに加入するとお安くなるというセコム損害保険を選んだんです。ちなみにホームセキュリティは初期費用(レンタル機器の取り 付け)が2万円くらい、月々3000円くらいなので、思ったより大きな負担じゃなかったのも決め手になりました。

それから、併せて生命保険も見直しました。これは、万一ローンを組んだ人が亡くなったときに、ローンの残りの費用を銀行が補填してくれるという銀行が紹介している保険に入る必要があったので、 これを機に今まで入っていた保険に足りてないものがあればオプションで追加したり、重なっているものがあれば削ったりしたいと思ったからです。
結果、改めて保険周りのことがしっかり理解できて、全体の整理もできてよかったな、と思いました。保険のお兄さんに、長年住んでいると家の修繕費なども必要となるのでそういう目的で積立型の保険に加入される方もいますよ、と聞いたのは目から鱗。たしかに自動的に引き落としされて手を付けられないお金って必要だよなーと思いました。老後資金も必要だし。
あとは、今回ローン関係の他にもう1本生命保険に入ったのですが 、受取人をパートナーに設定できたのがとてもよかったな、と思いました。またこの話は別稿で書きたいです。以前生命保険の加入を検討していた5年前とはかなり状況が変わったなーと感慨深く思いました。

 

今日はここまで。家を買うところまで追いつかなかった…。次の記事ではいよいよローンの本審査から引き渡しまでのことについて書きます。この直前期1ヶ月は本当に大変でした…。

 

続く

LGBTのBが家を買った体験記 ①

自分でも驚くことに、家を買ってしまいました

今年の夏、家を買いました。
驚いた…。もう夏が終わって秋だよ…。季節が変わってしまった…。
家を買ってからの2ヶ月間は、パートナーのキツネさんと2人でひどい風邪を引いて寝込んだり、資格試験があったり、仕事があまりにも厳しい状況だったりしたので、とても大変で。
だから、つい先週引っ越してきたばかりのような気がしてしまいます。

わたしは、まだ31歳の女性です。
家を買うには、一般的には少し早い年代かなと思います。特に、自分1人の名義で家を買うのならば。
パートナーと暮らす家を買うことは長年のわたしの夢でした。
夢に描いていた場所や状況とは違いましたが、ひとつの夢が叶ってしまいました。今でも、信じられない気持ちです。

せっかくなので、LGBTのBであるわたしが、同性パートナーのキツネさんと暮らす家を買うことになった経緯や、同性パートナーと暮らす人の視点で思ったことについていくつかの記事で書き残してみたいと思います。

 

家を買うことになったきっかけ

家を買うことになったきっかけは、キツネさんが「近所にこんな家が出てるよ~」と物件情報の記事を送ってくれたことでした。二人とも、実際には引っ越しはしなくてもお家の間取りを見るのが楽しいタイプの人間でした。なのでお互いに物件情報を時折暇つぶしに眺めていて、この時も、本気で家を買うつもりなんてお互いに、全くなかったんです。
ただ、当時わたしたちは賃貸物件で4年ほど一緒に暮らしていて、「引っ越したい病」に罹患していました。
都会のマンションは、正直言って狭くて高い。それでも周辺の物件の中では安価で管理が行き届いていて、住みやすい場所にある家に住んでいたのですが、もうすっかりその家にも飽きていて、致命的な不満があるわけではないものの小さな不満や不便が心に降り積もっている状況でした。
定期的にやってくるんですよね、「引っ越したい」病。
その根本には、わたしたちが2人とも田舎の一軒家で幼い頃から育ってきたことが影響していると思います。
広々とした空間や植物を育てられる庭があること、本を好きに買っても収納する場所があること、日記や手帳に向かい合える机があること、その気になればDIYで壁の色を変えたり模様替えをしたりできること……そういった、過去に経験した広い住宅のメリットが忘れられなかったのです。

(↑以前も書いていた家が欲しいというブログ)
そんなときにキツネさんが見つけてきた物件広告。
「買うなら庭のある家」という条件にはあてはまらないものの、そのほかのすべての条件を満たした物件でした。
中古ながら築浅で、2人それぞれの部屋を持てて、お風呂が広い。車を持たないわたしたちには必要のない駐車場はついていなくて、その分の広さがあって。
そしてかなり良心的な価格。今の家賃と同じくらいのローンで買うことができそう。(最近は多くの不動産情報サイトで簡易的なローンシミュレーションもできて便利ですね。)
そしてなにより庭はないけれど屋上がある物件だったのが「とりあえず見にいってみよう」と思うに至った重要なポイントでした。

 

とりあえず見に行ってみた

そうしてとりあえずわたしが、余裕のあるタイミングで物件を見に行ったんです。
……これが、困ったことに、想像以上に良かったんですよね。
前の買い主さんは売却と当面の間住むことを目的として買っていたので、中古といえどもなかなかに綺麗な状態。
間取りも良い。屋上も広くて植物が育てられそう。
見た途端、心が浮き上がるような気持ちになりました。
不動産屋さんに周辺の相場とこの物件の安さについて聞いてみると、土地は借地で、自分のものにはならず土地代を毎月払わなければならない、土地付きではないから安い、とのこと。しかし土地代を加えてもまだ、その時住んでいた家の家賃とたいして変わらない金額でした。わたしたちは子供をもたないだろうと思われるので、家と土地を子孫に残す必要もないし、だったら安い方がいい。税金も土地の分、かからないし。

※ちなみに、駐車場がないことも安さの理由だったみたいです。駐車場がある家の方が高くなる傾向と不動産屋さんはおっしゃっていました。

 

家族にカミングアウトしていない同性パートナーであるわたしたちとっての、家を買うことの一番のメリット

そしてローンや初期費用について突っ込んだ話を聞いていくと、なんと、親にカミングアウトしなくても家を買えるということがわかったんです。
必要なのは、ローンを借りられる年収。ただこれだけでした。
このシンプルさ。なんて素晴らしいんだろうと思いました。
わたしは過去にパートナーと住む賃貸物件の保証人を親に頼んで「そんなわけのわからない友達とルームシェアをするために保証人になりたくない」とごねられたことがありました。引っ越しをするにしてもこれが大きなネックで。あの嫌な思いや、それを避けるために保証会社に余計なお金を支払うことを、家を買ってしまえばもうしなくていいと思うと、俄然家を買う方に心が傾きました。

(↑ふたりでルームシェアを始めた時のことを書いた記事)
ただひとつ、結婚している男女カップルと異なるのは、ペアローンを組めないこと。純然たるどちらか1人の収入で、ローンを組まなければならないのです。当然、ローンを返し続ける負担もリスクも、片方の肩にかかってきます。たとえば片方から家賃みたいな形で資金的には補助をしてもらうとしても、書面上は片方のみの持ち物ということになっているので。一方で、ローンを負っている方が亡くなった場合、もう片方はその家について何の権利もなくなり、出て行かなければならない場合もあります。(わたしたちも公正証書や遺言状でそういった場合に備えるつもりです。)
それでも、わたしたちには、誰にも気兼ねせずに安心して手続きをして安定して住み続けられる家が必要であるように思えました。
あと10年弱経てばわたしたち2人とも40歳を超えます。40歳を超えて女二人が「ルームシェアをする」というのは、理解してくれる不動産屋さんが増えてきたとはいえ、厳しい。もしかすると老後は家を貸してくれるところがなくなるかもしれません。LGBTに優しい不動産屋と名乗っているところでも、変なところもあるみたいですし…。

(↑以前そういうところにひっかかって嫌な思いをした体験記)
だったら今家を買っておいて、家賃としてただ消えていく形でお金を使うより、多少のリスクを負ってでも家を買いたい。必要に応じて売ればお金にもなるし、そうしたらまた別の家を買うことができる。お金があればたいていのことはなんとかなる。幸いにもその物件は、何年たってもおそらく売れるであろう立地に建っていました。そして、何度か転職して仕事を頑張ってきたから、わたし一人でもギリギリローンを組めるくらいの年収がありました。だからこそ、いいと思える物件に出会えた今、踏み切るべきでは、と思ったのです。

 

続く。

LGBTに関わるさまざまな動きと、当事者であるわたしが感じたこと

近頃、LGBTに関する動きが良くも悪くも加速しています。関連するニュースを見かけない日がないくらい。

嬉しい動きとしては、自治体でパートナーシップ制度が次々に開始されていっていることがあります。

中野区ではパートナーシップ宣誓が開始されました。

そして、豊島区でも。

わたしは、長年交際してきた同性のパートナーがいて、パートナーシップと国や自治体の支援のあり方について、ここ数年ずっと考えてきました。

何故二人で一緒に暮らすだけじゃだめなのか。何故法的な保障が必要なのか。わたしたちが苦しめられていた結婚という制度を、強化することになるのではないか。

考えた結果、今は、本当は法律婚ができるようになってほしいけれど、実効性の少ないパートナーシップ制度でもないよりはずっといい、どんどん多くの自治体で導入が増えてほしい、という立場です。(とはいえ、政府に、自治体の取り組みがあるからいいでしょ、とお茶を濁されたくはありませんが。)だから、こういった動きが増えていくことは素直に嬉しいです。

 

そんななか、悲しいニュースもあります。杉田水脈議員による「LGBTは生産性がない」とする寄稿と、新潮45による、その発言を擁護する特集記事です。

杉田議員の記事は読みましたが、今まさに話題になっている新潮45は読まないことにしました。自分自身の心を守るために。このニュースが流れてきた日に、そのタイトルや中身の一部を読んだだけでもとても悲しい気持ちに襲われ、しばらくの間、動けませんでした。やっぱりわたしが生きている間に、LGBTをはじめとするさまざまなマイノリティが普通に不便なく苦しまず、ただ存在できる世界は来ないんじゃないかと思いました。

そんなふうに絶望してしまいそうになっても、それでも暮らしていかなければならない。仕事に行ってご飯食べて家事をして、生きていかなきゃならない。だからわたしはそれを読まないことに決めたんです。

 

でも、スルーしてはいけない、と思いました。だからこの記事にわたしの考えや感じたことを書きます。

 

わたしは、当事者として、自分でも思っていた以上に杉田水脈議員の発言や新潮45にあのような記事が載ったことについて、傷つきました。

LGBTには生産性がない、税金を使ってまで対応するような問題じゃない、性的嗜好の話なんて表立って話すことじゃない、不快だから隠せ……。そんな意見を持つ人がいるということは知っていましたし、そんなの無視すればいい、わかってくれる人も増えてるんだから、と。そう思っていました。

でも、そういう発言を受けることは、やはり悲しい。つらい。だってこれは、わたしのアイデンティティと、わたしの人生の話だから。一連のことは、わたしの人生や生きにくさを、否定することに等しいことです。社会的サポートはしないから、勝手に生きていけば、と言われていることと同じことです。

 

わたしが同性を好きになって一緒に暮らしているのは、「性的嗜好」の話ではありません。「性的指向」の話であり、わたしという人間の根本に関わる話です。

「趣味」で、赤の他人と、10年も付き合っていけるかよ。何年も一緒に暮らして、家を買って、支えあいながら生きていくことなんて、できるかよ。そういう話じゃない。これは、人生の話なんだ…。

わたしの人生を否定しないでほしい。わたしの人生を、恥ずかしいもの、表に出すべきでないものとして、扱わないでほしい。

一緒に人生を過ごしていくひとのことや、自然に生じる感情や考えたことを隠して、ないもののように扱うことは、わたしにはできません。どうかそれを、強制しないでください。

(もちろん、カミングアウトすることや意見や感じたことを正直に話す場所や話す相手は自分を守るために選びますし、全てのひとにカミングアウトを強制するつもりもありませんが。)

 

そして、生きていく上で不便や悲しいことが、たくさんあります。

たとえば、家族OKの賃貸物件に同性同士では住めないこともある。大事なパートナーが怪我をしたり病気をしたりしても、病室に入ることを断られるかもしれない。万一亡くなっても、喪主になれないかもしれない。二人で築いた財産が奪われるかもしれない。長年暮らした、二人の思い出の濃く染み付いた家を追い出されるかもしれない。労災事故でどちらかが亡くなっても遺族年金を受け取ることもできない。いろんな法律の「配偶者」という項目に、「事実婚」の男女のカップルは含まれてもわたしたちは含まれない……。

そういうことを覚悟して、備えなきゃいけないのは、なんで?男女のカップルで、紙切れ一枚でいろんな制度に守られているひとたちと、なんにも変わらないのに。ただ、一緒に生きていきたいだけなのに。

 

かつてフェミニストは「個人的なことは政治的なこと」と言いました。本当にそう思います。これは、ただの個人的な事柄ではありません。家族の理解を得られれば、都度都度、関係者に交渉すれば、いいという問題ではありません。社会の作り方の問題です。だからこそ、政治や行政の中で、考えていっていただく必要があるんです。

 

嬉しい動きも悲しい動きも毎日のようにあるということは、本当に社会が動きつつあるということだと思います。五年前や十年前では、考えられなかったことです。それは嬉しいことでもあります。LGBTの問題が、誰にとっても無視できない問題になってきたということです。だからこそ、いい方向に社会が変わっていってくれることを願います。

 

途中少し感情的になって、乱れた文になってしまいました。でも、これが今のわたしの、正直な気持ちです。(あとでもう少し綺麗にまとめ直すかもしれません)

星屑バンプ、再演もやっぱり最高だった

やっぱりコンボイショウは最高

9/9 ソワレにて、ザ・コンボイショウ星屑バンプ再演、見てきました。やっぱりコンボイは最高。とりわけ星屑バンプは最高。本当に名作だと思う。また再演してほしい……(気が早い)

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THE CONVOY SHOW 星屑バンプ

(↑ちなみにホームページに宣伝動画上がってるけど実際の方が100万倍かっこいいんでよろしくお願いします!!)

 

 

シンプルだけど中身の詰まったお話とショータイムの素晴らしさ

今回改めて感じたのが、脚本演出の今村ねずみさんの作るお話って、やっぱりいいよな、ってこと。シンプルだけど、面白い上にちょっと泣きそうになるし、ねずみさんの人生哲学とエールが詰まってる。それなのに、メッセージが押し付けがましくない。

夢へ向かうこと、とか、本気になること、とか。対面で直接言われたら、うざいなぁ、と思われそうなメッセージなのに、こんなことワカモノに言ったらうざい思われるだろうなぁ、ってメタで見てる視線も持ちながら、でもそれやった方が楽しいよ、僕の経験上ね、ってストーリーを通して言ってくれる。(そしてそれを言うだけの説得力と愛をコンボイのオリジナルメンバーの皆さんが持っている……)それが、本当に好き。そしてすごいことだな、と思います。

個人的にはいま消耗している時期で、今回はそのメッセージを真っ直ぐに受け取れなかったんだけど。やっぱりそれでも、すごく考えさせられた。多分これからしばらく、考え続けると思います。

そして更に、ショータイム。やっぱりコンボイショウといえばショータイム。最高すぎた。なんてかっこいいんだろう。みんな、なんて綺麗なんだろう。努力、なんて言葉じゃとても表しきれない積み重ねの上にできているものだ、というものを毎回毎回、感じさせられます。そして、メンバー一人一人の全力さや「俺を見ろ!」感や、お客さんを楽しませようとするサービス精神。どれもこれもが素晴らしい。彼らが踊って歌って手拍子をして、目線をかわしあっているだけで、なんて素晴らしい、尊いものを見ているんだろうと思わせられます……。なんなんだろう。あの、有無を言わせない、身体の説得力。それが見たくて、毎回毎回、チケット1枚じゃ済まなくて、追いチケしたくなっちゃうんだよなぁ。(今回は残念ながら2枚しか取れていません)

お話の良さと、ショータイムのバランスが本当に良くて、それがわたしがコンボイショウを見続けてしまう理由の一つだと思います。

 

曲とストーリーの感想は去年の記事をどうぞ。

ここからの記事はキャスト一人ずつの感想を中心にいこうと思います。

 

 

新たな布陣

今回は新キャスト、加藤良輔くんを迎えての再演です。りょうちんはClubSLAZYとか手紙とか伊賀の花嫁2とかでちょこちょこ演技を拝見していた馴染みの役者さんなのでちょっと楽しみでした(´∀`)

そして、初演時のキャスト、荒田至法くんは出られず。更に大変残念なことにコンボイショウのお姫様、舘様が稽古中の怪我で出演できなくなってしまいました。もうね、こういうの、仕方のないことなんだけど、寂しいよね…。コンボイは本当に、本当に全員が好きだからさ…。 

でも、そういうキャスト変更もあって、それに伴ういろんな感情もあるけど、これはこれでよかったと思っています。今回もとても楽しかったし、わたしが推しているモーニング娘。でもよくあることなんですけれど、人が抜けるとその分他の人に見せ場が行くわけで。それはそれでね……。すごく楽しいんですよ…。作品の完成度も、決して去年のものに引けを取るものではなかったと思います。

 

推しが大活躍

わたしのコンボイにおける推しこと、ジュリさんも大活躍で。普段お笑い担当みたいなところありますけど、あっ、ジュリさんってやっぱり踊れるしやっぱりかっこいいわ……と呆然としました。歌もうまいし……。最高かよと。今回は舘様が歌っていた歌をがっつりジュリさんが歌うシーンがあって、舘様があの独特の雰囲気でしっとり歌うのも大好きなんですが(うっとりしながら見てしまう…)、ジュリさんの声もすごく好きなのでそれはそれで聞けて嬉しかったです。お笑いパートはいつも、あれ、わたしなんでこの人好きなんだっけって思いながら見てるんですけど…でもやっぱり好き…(笑)

特に好きなのは、ねずみさんのおふざけブルゾンちゃんが終わった後のRather Beという曲と、ショータイムの途中で、どの曲か忘れてしまいましたが若手二人を引き連れて縦横無尽に舞台上を横切ってゆくところ。

Rather Beの出だしのジュリさん、去年も最高に好きで音源落として何度も何度も脳内再生していたのですが、一年経つとどのタイミングであの曲が挟まれるのかすっかり忘れていて。ブルゾンちゃんパートのすっごくくだらないやりとりでめっちゃ笑ったあとだったから、そこから始まるRather Beの出だしのジュリさんのかっこよさに心臓がヒュッとなりました…。あの、暗めの照明の中でタップ踏むジュリさん、本当に本当に好き。そして更にいうならば、このシーンだけでなく、一人きりで舞台上でタップ踏むジュリさんが最高に好きです…。

気遣いやさんだろうと思われるから、そのせいなんだろうか。他の人が舞台上にいる時と一人きりの時、モードが変わるように見えます。一人きりで演じてる時、彼の積み重ねてきた時間や磨いてきた技術や想いや、いろんなものが見える気がして、とてもとてもときめいてしまう……。踊りはキレキレでもピタッと止まるわけでもないけどなんか色気がある……。

今回は諸事情でお金がなさすぎてあまりチケット取っていないのですが、金曜日もこの感じ方を確かめに、そして、12月まで頑張るために、しっかりとジュリさんを見てきたいと思います。

 

ねずみさんと黒須さん

ねずみさんの還暦祝いネタが今回はちょこちょこ挟まってました。本当におめでとうございます。還暦過ぎてあんなに踊れるの本当にすごい…。でも、時間は有限でいつまで踊るねずみさんを見られるかわからない…と切実に思いました。

なんかねずみさんって、可愛いですよねぇ。そしてあざとい。出られなくなってしまった舘様の代わりにしずかちゃんっぽい衣装を着たりもされていましたが、……うん、一般的な意味では可愛くはなかった(笑)でも、かわいこぶってるねずみさんは可愛かった。

あとねずみさんの歌声がとてもとても好きです。White noteの伸びのある声を聞いて優しい笑顔を見るとなんだかホッとしてしまいます。

黒須さんはやっぱりすごく上手くてキレキレだしピタピタ止まるし、見惚れました。ダンス曲でたまに意識せずに黒須さんの動きを追ってしまってる時があるんですよね…。ちょっと黒須さんのブルゾンちゃんも見てみたい…(笑)あと昨年も思いましたがWork of Artのギター弾く振りの前後のところがすんごく好き!あと、黒須さんの台詞回しがたまに舘様を感じさせる時があってちょっと泣きそうになりました…。もともと喋り方少し似てるけど、わざと似せてるんだろうなぁ…。

ていうか、舘様がいないとおじさん三人のおふざけがとどまるところを知らないな!?すごい今回はっちゃけてるな!?と思いました。三人ともすごかったです…。

 

若手四人

若手四人は四者四様ですごくよかったです!

今回の四人の中では雄生くんをやっぱり見ちゃうんですけど、雄生くん踊り超綺麗ですよね。腕の曲げ方とか脚の上げ方とかお尻とか指先とか、部位の表現がすごく綺麗。芸術的。スパイダーマンの顔を隠したダンスでも断然雄生くんを見てしまうので彼の踊りがかなり好きなんだと思います。なんでその動きからその動きに行けるの???みたいな柔らかさも感じる時がある…。あとショータイムの時の雄生くんがめちゃめちゃ好きなんです!!ものすごい目つきで客席見てますよね!あ、もちろんいい意味で!!昭和のハンサム、って感じの顔立ちですけど、その顔で、しっかりがっつり客席を見てくるのがもうたまんなくて。みんな俺を見ないわけないだろ?って顔してる。わりとオラオラ。クールなかっこよさを追求したいとパンフで仰ってましたが、わかります。そういえば雄生くんと同い年なんだなぁわたし…。そういう意味でも応援したいです。

れおくんは、なんか色気が倍増しになっててやばかったです!ダンスも表情も、色っぽくて綺麗。たまに見える首筋の白さがすごく素敵。with Bやってる時のアンニュイイケメンぶったお顔もまあお綺麗だったし、そのすぐ後のブルゾンちゃんの35億の時の表情とか最高だった!なんだか舘様みを感じるよね…れおくん…。パンフのインタビューも舘様とれおくんだったし、みんな多分そう思ってるんだろうなぁ。わたし、ラストの方のれおくんの独白シーンの雰囲気が本当に好きだし、ガッツだぜを歌う時のオラオラした雄みのつよいれおくんもギャップ萌えでとても好きなんですよね。だから今回もそれが見られて嬉しかったです。そして、今回はハジメ役として、一番盛り上がるシーンで大事な役どころを演じていて。やっぱり流石だなと思いました。2.5次元で引っ張りだこなだけある。声量もすごいけど、それだけじゃあなくって。腕を震わせたり少しだけ涙を流したり泣き顔で微笑んでみたり……細かな演技がとてもよくて、グッときてしまった。

そうちゃんは、手足が長くて見栄えがするし、やっぱりうまいですよね…。すごくうまい…。オープニングのダンスのところとかチラチラとそうちゃんを見てしまいます。演技シーンではそうちゃん、背も高いしりょうちんみたいに若見えするタイプでもないし、でも年下キャラでみんなに丁寧語なの可愛い…。あとねずみさんと二人でお話するシーン超可愛い…。チラシを拾って渡すシーンもすごく好き。あ、あと今回何故か、みんなで一生懸命くしゃくしゃのチラシを伸ばすシーンがやけに可愛く幼く見えたんですけどなんだったんだろう…。若手全員可愛いよもう…。

りょうちんは34歳と思えない感じで相変わらず白くて童顔でした。やっぱりでも、りょうちんはシャイだなぁ、と思いました。全然客席に目線がこないし遠慮がち。れおくんとかねずみさんとかジュリさんと目を見交わしてニコッとしたりするのは本当に可愛かったし、歌もうまかったけど。でも、もっといけると思うんだよなぁ。asiapanで初めて若手メンバーが入った時の感じを思い出しました。あれから、ゆうせいくんもれおくんもしほうくんも、みんなものすごく変わっていった。自分らしい表現を見つけて、客席をしっかり見つめて、煽りさえするようになった。多分きっとりょうちんも、もっと自分らしい表現を見つけて伸び伸びやれるようになると思うんだけどなぁ。もっと魅力的に自分を見せられるし、ダンスも演技も、もっともっと上手くなると思う。次回作にも期待したいです。しかしほんと、Club SLAZYの最初の方のころから比べると、随分歌が上手くなって…。もっとたくさんりょうちんの歌、聴きたいなぁ。 

……うーん、言うまいと思っていたのですがやっぱり言いたい……。わたしは、昨年のキャストの至法くんが本当に好きだったんです。今回の星屑バンプを見て、正直至法くんの不在をとても強く感じてしまいました。彼の犬っぽい人懐っこさや存在感があの四人の仲の良さとか、わちゃわちゃした空気感とかを作り出していたんだなって思ってしまって切なくて…。みんなそうだけど至法くんは本当に唯一無二だったと思ってしまいました。彼がいなくなってりょうちんが入ったことで、ワカモノ四人組の空気感も随分変わったなって、思いました。なんかちょっと、遠慮があるような気がしたりもして。そう思うと星屑加入組のそうちゃんはすごいな…星屑初演で全く違和感なかったもんな……。

まあ色々言いましたけど結局のところ『みんな違ってみんないい』ってことですよ!!今回は今回、前回は前回。今回もみんな最高!!みんな大好き!!!みんなどんどん自分の色を出してどんどん花開いてゆけばいいんだよ!!!

 

早く金曜日が来ればいい

そんなわけで今年の星屑バンプもとてもとても楽しみました。最後にONE!の速報があるのも嬉しかったです。今年は新作やらないのかな〜って物足りなく思っていたところなのでものすごく嬉しかったです!期待しかない!

星屑バンプ、次の観劇は金曜日なのですが、日曜に見た直後からずっとうわ言のように『なんでもっとチケット取っておかなかったんだろ……』もつぶやいています。つらい。もっといっぱい見たい。コンボイは麻薬。

今、仕事が大変で元気が出ない時期で、あの強いメッセージを真っ直ぐに受け止められないからこそ、もう何度か見て考えて、気持ちを整理したいんだけどな…。金曜日が待ち遠しくもあり、来て欲しくない気持ちもあり…。だって金曜日が来たらわたしの星屑バンプは終わってしまうから…。あー!また再演してくれないかなー!!ここ最近の何作かの中で一番好き!でも新作もいっぱい見たいし年末のディナーショーも行きたい!!!

 

さて、今日はこのへんで。

 

他のコンボイの作品の感想はこちらか、一番上の『THE CONVOY SHOW』カテゴリからどうぞ。

 

 

 

おっさんずラブ 最終話感想と、「結婚」について思ったこと

今更ながらおっさんずラブ最終話の感想を書きます。ずっと書きたかったんだけど感動とモヤモヤした気持ちとがないまぜになって、ちょっと寝かせているうちにいつのまにかひと月近く経ってしまった…。

あ、ネタバレしますので、ネタバレダメ絶対!これからDVD買うんで!!という方は見ないでくださいね。(DVDと各種グッズの発売おめでとうございます!買います!)

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中盤から後半に向かう途中にある結婚式シーン以降、ずっと涙していました。はるたんという、押しに弱く流されるばかりの超絶鈍感の可愛いクズが、このドラマの1話から始まって初めて自分自身の気持ちに気づき、明確に口にする。これまで、「なんかわかんないけどそれはいやだ」とか「なんかこのへん(胸のあたり)がもやもやする」とか、感じてはいたけど直面してはこなかった気持ちに直面して、愛を叫び、愛しい人を抱きしめた。これは、恋愛の物語でもあるし、はるたんの成長物語でもあるなと思った。

おめでとう、はるたん。おめでとう、牧くん。あんなに切なくてひたむきな愛を持ち続けてくれた牧くんが幸せになって本当に本当に良かった。良かったね、牧くん。

 

もうね、はるたん告白シーンの牧くんが良すぎて。はるたんの絶叫告白後に、牧くんが顔をくしゃくしゃにして泣いてて、最初はためらいがちだった背中に回した手にだんだん力がこもって最後はギュってはるたんのこと抱きしめながら「おかえり」って言うの。今思い出しても泣ける。泣ける…。うううう…ほんとうによかった…。幸せになっておくれ……。

最後の最後の、ほんとうにラストの、押し倒されたあとに押し倒し返してチューしようとするはるたんを見て萌えと感動と田中圭さんやっぱり体格がすごいいいしかっこいい…の気持ちと牧くんよかったね!の気持ちでごっちゃごちゃになった。こんなに後をひくドラマないよ…。

前の記事でも書いたけれど、これまで、同性に惹かれる人を主人公にした「ラブコメ」で、しかも、同性愛者が幸せになるものなんて本当に少なくて、バイとパンセクの女性同士カップルの片割れであるわたしは、本当に嬉しかった。

前の記事↓

 

でもね、一方で思ったのは「結婚てなんだ」ってこと。はるたんから牧くんに対する愛の告白の言葉が「俺と結婚してくださあああい!」だったのは、部長との結婚式シーンを踏まえてのものなのでまあお話の流れ上仕方ないとしても、だよ。「結婚」が「愛の最上級の表現」なのか?だったら「同性同士が結婚できないこの世の中ってなんなのだ?」とか「結婚=愛の最上級、って認識自体どうなんだ?」とか、いろんなこと思ってしまってモヤモヤした。

 

あ、ここで復習です。意外と「日本では地方自治体で制度のあるところなら同性婚できるようになってきた」と勘違いをされている非当事者の方が多いようなのですが、今の日本では同性同士では「結婚」はできません。細かく説明すると大変なので一言で言うと、「婚姻制度」は「国」の制度、「パートナーシップ条例」は「地方自治体」の制度で、「パートナーシップ条例」はカバーされる範囲がとても限定的だしその地域でしか効力を発揮されないので「ないよりはマシ」だけど異性愛カップルが結婚して得られる安心や制度上の優遇はほとんど得られないと思ってください。

 

結婚制度がないことで起こっている不平等や悲劇は最近でもいくつかニュースになっていますね。

 

はるたんも牧くんも現実にはいない。それでも、現実にもし暮らしていたら、こんな不平等を受ける。もちろん、現実に生きていて同性パートナーのいる、わたしたちも。「結婚してください!」というはるたんの魂の叫びを聞きながら、とても悲しい気持ちになってしまった。

 

結婚制度でない、法的な効力のほとんどない同性パートナーシップ条例でさえ、反対する人のいる世の中で、「結婚」という言葉の意味やそれが簡単には得られない人たちのことを、これをきっかけに考えてくれる人が増えたらいい。そんな切実な願いを持ちました。

 

ともあれ。

牧春が結ばれて本当に良かった!!

おめでとう!!

牧春に幸あれ!!

続編期待してるけど海外転勤の話もあるしまじあの二人を最終的に辛い目に合わせたら許さない!!(強火牧春オタク)

 

 

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「ほなな!」と行ってしまったはーちん ~モーニング娘。’18春ツアー武道館2日目尾形春水卒業スペシャル~

最後まで笑顔だったはーちん

行ってしまいましたね…はーちん。
はーちんこと、尾形春水ちゃんが、6月20日の卒業コンサートをもってモーニング娘。を卒業してゆきました。
リーダーのふくちゃんが「自分で思ってたよりずっとはーちんのこと好きだったみたい」と卒業セレモニーで言っていましたが、わたしも同じ気持ちです。さびしいなあ。はーちんは最後まで笑顔きらきらで、本当に可愛かったです。
卒業セレモニーで着ていたシーブルーのドレスが白い肌に映えて本当に綺麗で。卒業曲の「涙が止まらない放課後」も、ザ・アイドルって感じのはーちんらしい曲で。はーちんはまったくの素人としてオーディションから加入して、歌もダンスも最後まで自信なさそうな口ぶりだったけどわたしははーちんの最後のパフォーマンスを見ていて、アイドルに必要なのはスキルだけじゃないってつくづく思いました。スキルももちろん大事だけど、応援したいって思わせる力というか、愛され力っていうか…そういうのもとっても大事で。はーちんはそれに溢れたひとだったなって。ここまで自分らしい魅力を出しきって、堂々としたパフォーマンスができるまでに成長したはーちんを見て、やっぱりもったいないなあ、と思ってしまいました。やっぱりはーちんがいなくなるの、寂しい。去り際の「ほなな!」も本当にはーちんらしくて可愛くて、好きだった。
メンバーからはーちんへのメッセージは愛に溢れていて、みんながはーちんのあの笑顔に癒やされていて、大事な存在だったんだなということが伝わってきました。まーちゃんの挨拶で、思わず泣いてしまった。あと、かえでぃーの挨拶も良かったなあ。はーちんはかえでぃーのことが好き、カッコいいって前回のファラオの墓以降言ってたけど、 かえでぃーが「好き」って言ってくれるはーちん先輩に対して真面目すぎるくらい真面目に、いっぱい涙を流しながら自分の気持ちを伝えていて、これははーちん嬉しかったんじゃないかなあって思いました。
コンサート中も、はーちんへのサプライズが満載で、はーちんの照れた笑顔やびっくりした顔が見られたのは嬉しかった。最後まで、わたしたちに笑顔と幸せをくれて、ありがとうはーちん。大学進学も含めて、やりたいことに向かってこれからも頑張っていってね。

 

さて、それでは以下、いくつかコンサート自体の感想を。

 

ユニット曲

ユニット曲楽しかった!
「シャニムニパラダイス」はみんな可愛い上に、かえでぃーの長すぎる手脚が十分にいかされまくる振り付けだし、「レモン色とミルクティ」もふくちゃんが最高な上にまりでぃーシーンがあってすごくときめきました。もう何年かしたら、まりでぃーがメインを張るような日 が来るのだろうか…、なんて、スタイル異次元の二人に未来を見た思いでした。「トキメクトキメケ」はあゆみんがすごいかっこよくキメ顔披露してくれるし、「INDIGO BLUE LOVE」は歌うまメンたちがしっとりかっこよく聴かせてくれるし、どっちも良かった。
そしてユニット曲ラストスパートの、「坊や」からの「大人になれば大人になれる」の流れが好きすぎる。
たまたま、アリーナど真ん中で見られたので、「坊や」のえっちなふくちゃんと、「大人になれば大人になれる」のダンス得意組のバッキバキなダンスが間近に見られて気絶するかと思いました。「大人になれば大人になれる」のあゆみちゃん、BSスカパーの録画も見たけどやっぱりものっっっすごくかっこよかったです…。ダンス得意組のパフォーマンスまた見たい!

 

歴史を感じられる曲

「歴史を感じられる曲をお届けします!」のパートは、今回はプラチナ以降の曲でしたね。リゾナントブルー、しょうがない夢追い人 、泣いちゃうかもの3曲は切なかっこよかった。まだフォーメーションダンス始まる前くらいの時期の曲の、みんながお立ち台の上で基本的に固定の位置で同じ振りをする、みたいなやつもそれはそれで凄い好きなんですよね。とくにリゾナントブルーなんて、ひとりひとりが狂おしく体を揺すりながら歌う訳なんですが、それぞれに個性が出るし、何回見ても楽しいです。
Hand made CITYは舞台上を左右に駆け回って歌う小田様とまー様がかっこよすぎたし、コール&レスポンスするの超楽しかった!
愛されすぎることはないのよ、では普段歌割りの少ないメンバーに結構歌割りが行っていて、おおお、良いなあ、面白いなあ、と思いました。冒頭の生田さんとかえでぃーがかなり長くソロで歌うところ、二人とも大きく音を外すこともなく綺麗に歌えていて、いいじゃんいいじゃん…!え、ほかの曲でももっと歌ってほしい… !と思いました。

 

踊ってみろ

MCコーナーでの企画、踊ってみろ(かかった曲をいきなり踊れるか?というやつ)、凄い楽しかったー!!曲はさゆのラララのピピピと、℃-uteさんのDanceでバコーン!で、メンバーは生田さん、あゆみちゃん、小田ちゃん、かえでぃーの4人でした。みんな完璧に踊れてましたねー!
大人げない生田先輩と石田先輩の小競り合い(真ん中で踊りたい、目立ちたい二人)と、最初それを止めてたのに参戦しちゃう小田ちゃんの3人がすごい可愛かった。BSスカパーではカメラが先輩3 人の小競り合いに寄っちゃってうまくうつってなかったけど、三人が争っている横で黙々と一人完璧なダンスを続けて、しれっとちょっとずつ真ん中に来ちゃうかえでぃーも良かった。めっちゃ笑った !
わたし、モーニング娘。のこういうところが好きなんですよね。目立ちたい!いいところで踊りたい!俺が一番!みたいなところ。MC中も休憩せずに踊ってしまった4人はその後大変だったんじゃな いかと思うんだけど、ヲタはみんな楽しそうに踊ってる四人を見られて嬉しかったと思います。ありがとう。またこういうのやってほしいなー。

 

推しがかっこよすぎた件

19日のブログでもいっぱい書きましたが性懲りもなく推しのあゆみちゃんの話をします。


最初の方でも書きましたが、凄くありがたい事に、アリーナ中央の小さいステージの前あたりの席だったのですよ…。さいこうだった… 。
奥のメインステージにいると人の頭で見えにくいことが結構あるんですが、中央のステージに来てくれたときは推しのカッコイイ表情もばっきばきダンスも全部全部、ほんとうに間近で見られるんですよ…。しかも、あゆみちゃんって間奏のダンスなどはど真ん中で踊ることが多いからさ、見放題。 ありがとうファンクラブ先行。ありがとう神様。
最初、マーチっぽい音を背景にはーちんが先頭を切ってみんながセンターのステージまで出てくるんですが、わたしあゆみちゃんが花道を歩いてくるときの颯爽とした歩き方がものすごく好きで。そんなあゆみちゃんがこっちに向かってくるんですよ。その上に、最初の曲がえーがなで、めっちゃかっこいいインストと共にあゆみちゃんが音に合わせて腕を上げてピタッと止めて、綺麗な横顔を見せてくるんですよ…。その後ばっきばきに踊りまくるんですよ……。息が止まりました。しばらくの間ペンライト振れなかった。
Help meのフォーメーションダンスも最高だったなあ。イントロのところ、あゆみちゃんがど真ん中で左右斜め後ろへのラインになってフォーメーションで踊るのとても見応えがありました。間奏部分は、ふくちゃんがまんなかで左右があゆみちゃん、まーちゃんだったので「この3人強すぎでは??」と思った。あ、そういえば推しの話じゃないんですが「あいつの前ではわかったふりしちゃう」のところでふくちゃんが歌う後ろが生田さんで、あそこ口元を隠して前の人の横から覗く感じの振りをするじゃないですか。生田さんがふくちゃんの後ろから見えるたびに彼女の目元の美しさに感嘆しました。口を手で隠してるからこそ際立つ美…。最近の生田さんの美しさはやばいですよね…。
………と、こういうの一個ずつ書いてくとまじで延々書けちゃうので、あと二つだけ推しの話を。
最後の煽りが今日も最高にかっこよかった。「ラストナンバアアアア!!!」ってやつ。もうほんとすき。ここ何度でも見たい。
それから、BSスカパーの中継映像を帰宅後改めて見返したんですが、ジェラジェラでフードかぶってラップするあゆみちゃんのかっこよさに悶絶しました。スクショを大事に携帯の写真フォルダに入れておいて何度も見ては震えています。好き。

 

はーちんと残るメンバーの今後に幸あれ

感想はこんなところで。はーちんはこれから短大の道へ。残るメンバーはこれからもモーニング娘。'18としての活動を続けていきます。
はーちんは優しすぎる、と色んなメンバーが言っていたけれど、これからは自分のやりたいことや好きなことをたっくさん見つけて、わがまま言って、幸せに生きていってほしいなあと思います。
モーニング娘。のみんなもね…。よこちゃんのお父様が亡くなったニュースも流れましたが、よこちゃんはほんとうにしばらくの間、無理せずゆっくりしてほしいです。気持ちが落ち着くまでに時間がかかると思いますが…。ほかのみんなも、モーニングとしての活動を続けるとしても今後卒業するとしても、自分らしく、幸せに生きていってほしいんだ…。辛いことも後悔することも、悲しいことも切ないことも、うまくいかないこともあるかもしれないけど、おばあちゃんになってから人生を振り返ったときに、大変なこともあったけど幸せだった、充実した人生だった、って思えるような人生を送ってほしい。こんなにわたしたちを幸せにしてくれて生きる活力をくれるみんなだからこそ、そうならなきゃ嫌なんだ…。 みんな大好きだよ……。


さて。ともあれ。
終わりがあればまた始まりもあるわけで。もう秋ツアーのファンクラブ先行も始まっています。わたし自身もここ1ヶ月くらいで思った以上にあゆみちゃんに対する気持ちが燃え上がってしまい、推しの推し方について考えさせられている今日この頃ですので、BSスカパー録画やらDVDやらを見つつ、また次に彼女らに会える日を楽しみに日々を生きていこうと思います。


ではまた!