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七転び八起き

観劇記録、ハロプロのこと。たまにLGBTとお仕事の話も。

舞台 インフェルノ 感想(前半ネタバレなし、後半ネタバレあり)

ドキドキしすぎて死ぬかと思った…。舞台インフェルノ、楽しかったです。実を言うとお話はあんまり期待してなくて、完全にふっきーさん目当てで行ったのだけど、お話もわりとよかった。

 

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INFERNO インフェルノ

 

前半はネタバレなし感想、後半はネタバレあり感想でいきたいと思います。推しのふっきーさんの話多めですが、ご容赦くださいませ。

 

9月4日マチネ ネタバレなし感想

簡単にストーリー紹介をすると、遠い未来、マフィアであるコーザファミリーの幹部であるリッカは、スラムドッグだったノエルを小さい頃に拾い、父子の盃を交わす。でもリッカは身内からも外からもなにかと妬まれる存在。そんなリッカとノエルは、次期ドンであり実質的にマフィアの実権を握っている兄、サーシャの思いつきで始まった血のクリスマスに巻き込まれる…てな感じです。

 

ストーリーのこと

思ったより楽しかった。リッカとノエルのちょっとやそっとじゃ揺るがない絆と、ドキドキするような命を掛けた駆け引きが見所だと思う。

ストーリーの流れの中での、登場人物の関係性の見せ方はさすがの一言。関係性を見せる物語だったと思う。

リッカとノエル、クラウドとスネーク、ウィーウィーとアンク、クラウドとサーシャ、サーシャとリッカ、リッカとオリーブ、サーシャとオリーブ、オリーブと今回は出てこない元相棒、ノエルとクラウド…。それぞれの組み合わせで、それぞれのあり方が、話しかけ方やその場面での居住まいで現れていて、もっと彼らの物語を見たくなる。

特に私はメインの関係性より、副の関係性が気になって。サーシャのリッカに対する執着とかさ。敵対してるはずのクラウドに対するノエルの感情とか。誰も嫌いになれないやさしすぎるオリーブのつらさとか。一人一人の役者さんの表現力で、何にもないはずの空間に、ほんとにそこにある人間関係みたいなのが見えるのがすごいなぁと。

まあでも、ストーリーだけで見ると私は若干物足りなさを感じたかなぁ。シンプルでいいんだけど、謎とかパワーゲームとか、裏切りや乱れる人の気持ちが好きな人には少し物足りないかもしれない。まあ一言で言うなら、ひたすらリッカとノエルのラブラブぶりを見せつけられる物語でした(笑)

 

衣装とセット

衣装とセットは素晴らしかった!

大きな月の輝く、荒れたスラムのセット。Gロッソの高さを生かした殺陣もすごくよかった。私はわりと前の方の席だったのだけど、後ろの方の人もかなり楽しめる作りだと思う。二回みるとしたら後ろの方でも見たい。

衣装は最高すぎた。マフィアだけあってなかなかよさそうな生地で体にフィットした感じのスーツを皆さん着てらして、いけめんたちがよりいけめんに見えました。クラウド役の山内くんはほんと脚が長くて立ち姿が美しい。唯一体の線を隠すお衣装のブラックサンタ中村さんも、フードをとるたびあの美しいお顔とわりと派手な耳元首元のアクセサリーにきゅんとできるというなかなかすごい萌え衣装でございました。そして、途中でパーティのシーンがあり、数人の方が正装に衣装替えされるので、そこも見所。正装の平野さんはあのテロテロした感じのシャツがすごい似合ってて最高にカッコよかった。

そして白いスカーフを胸元にあしらった紫っぽい色のスーツの藤原オリーブの正装はもう色気がね…色気と儚さがね…醸し出されてほんとドキドキしました。眼鏡ってだけでも三割増しかっこいいのにさ…。元々のお衣装も、あの細腰と細い脚を強調するベストとパンツ姿に、前を開けた白衣というたまらん萌え衣装で、白衣がひらっとするたび細腰がチラ見えするという最高さ。あ、途中白衣じゃなくてコートのシーンもあったけどそれも素敵だった。ふじわらさん好きの方はDVD買って間違いないです。

 

カテコご挨拶

今回のカテコご挨拶は、山内さんから。もうねー、ちょっと舌ったらずな感じで「えっとー」とか言いながら拙い感じで一生懸命ご挨拶されてたので、さっきまでのカッコよすぎる頭よさそうなクラウドさん役とのギャップがすごすぎて…会場爆笑で…。ただ喋るだけでこんな笑い取れるの、ほんとすごい…。

キャスト陣もざわざわしてて、ふじわらさんはもう体折ったり後ろ向いたりしてわりと笑っちゃってて、時々隣の桑野くんつかまえて山内さん指さして「あれ…あれ、どーなの」みたいなしぐさされてました。もう可愛いったらない。

「喋るだけでこんな笑いとってふっきーさんはどうなるんだよ!」みたいな玲くんの謎の振り(ほんと玲くんは藤原さんのこと大好きな)に対してふっきーさんは「小学生の作文みたい」と山内さんのご挨拶を評されてました。

 

まとめ

まとめます。一人一人キャラが立っててとても魅力的。セットや衣装や音楽がそれを引き立ててる。関係性に萌えられる人と、好きな俳優さんがいる人はきっと楽しめると思います。

 

DVD予約はこちらから!Amazonさんによると、メイキングとか座談会とか直前イベントの様子とか、ボーナスディスクがつく予定らしいのだけど、私はこの濃ゆいキャスト陣のメイキングがどんなことになってるのかがすごい気になるので会場予約しました。

 

!!ご注意!!

ここからネタバレありの感想

 

私が登場人物の中で好きだったのは、サーシャとリッカとオリーブかなぁ。あの三人は関係性も含めて好き。他でいうと、ウィーウィーはあんなかっこいい感じなのに常にふざけてて、アンクに冷たい目で見られてるところすごい可愛かった。なんか全自動掃除機弄ってると思ったら、あれ武器だったのですね。そして、クラウドのことめっちゃ大好きなスネークもとても可愛かった。あそこの二人は想い想われな感じがとてもよい。

というわけで、サーシャ、リッカ、オリーブの三人中心の感想。

 

  • サーシャこわい。愛が重い。でもマフィアのトップに立つってそういうことなのかなって切なさも感じた。リッカのことを信じたいけど信じきれなくて、その証としてリッカに最愛の息子を処分させようとするという…。上に立つものの孤独を感じる。リッカを抱き寄せて心情を吐露するシーン、ちょっと言ってることはマッドなのだけどわりと好き。普段のサーシャの、ああいうかわいくて柔らかい感じの玲くんを初めて見たのでちょっとびっくりした。やっぱ上手ね。
  • そんなすごいこわい兄貴を出し抜く切れ者リッカ。あんなちっちゃいのにカッコよすぎる。あの二人の対決後の別れ方、さっきまで命のやり取りをしてたと思えないようなドライな別れ方でめっちゃかっこ良かった。痺れる。リッカはなにがあってもノエルのことを信頼してるし全然ぶれないんだけど、ノエルを失う可能性がある時だけはすごく取り乱すところがとてもよい。
  • 最後のシーンでノエルの肩に自分の頭くっつけておなかすいた的なことを言うシーン、ちょっと声が震えててすごく好き。
  • そういえばリッカは、最初のシーンのなかなか電話に出ないノエルにイライラして指先で杖を叩くところがすごくリッカらしい。
  • とにかく藤原さんがいい。とにかくいい。
  • オリーブが最後に「僕はまだ大丈夫…まだ」(台詞うろ覚え)っていう時ちょっと声が震えてるのとか、そういう繊細な演技がもうたまらない。最後の最後になってやっと、オリーブは元相棒が手紙を書いてっていうから15年間ずっと書き続けてるってことがわかるんだけど、いろんな意味でつらい。オリーブの元相棒は、オリーブがそうやって縛っておかないとすぐ死んじゃいそうな儚さがあるから、そういう意味で縛ってるのか、単純にオリーブのこと好きすぎて忘れられてしまわないように縛ってるのかとか色々考えてしまう。でもオリーブが手紙を書くたびに15年間何度も何度も彼の死を思い出して、自分を責めてきたのかと思うとつらい。そして、もうマフィアの仕事に関わりたくないって思ってるのにリッカのとこにご飯食べに来るのは、元相棒であるリッカの兄、イリヤの面影を、リッカに見出してるからなのかなぁとか思うと切なくなる。
  • で、そんな人に「今度は代わりに撃ってくれる人はいないよ?」って言ってロシアンルーレットに強制参加させるサーシャ…。ねじ曲がった愛情を感じてしまってもう苦しい…。だってあの場面で別にオリーブに参加させる意味なくない?人数合わせだったらウィーウィーの部下にやらせたってよかったわけじゃない。単純にオリーブが苦しむ顔を見たいからとしか思えなくてつらい…。でも萌える…。サーシャは身内に結構執着するよね…。
  • オリーブがロシアンルーレットさせられる時のちょっと諦めたように目線を下げてフッて微笑んで銃を受け取るところすごい美しい。そして顔色一つ変えずに自分の頭に突きつけた銃を撃ってからの「また死にぞこなった」も切なさがこもりまくっててきゅんとした。
  • リッカとサーシャが兄弟ロシアンルーレットな時に、それぞれを必死に止めようとするけど銃を奪うところまではやれないオリーブさんはほんと本作の良心。やさしくて臆病で、サーシャやリッカのことを大切に思っていて。なんだか描かれていないところの苦悩を感じる。
  • で、全てが終わった後、兄弟ロシアンルーレットに使った銃は実は偽物だったことを暴露されて、ドキドキさせたリッカに対してオリーブがめっちゃ怒るところに愛情を感じる。
  • 最後、ラブラブな父子にすごい勢いで突っ込む藤原オリーブに会場爆笑。あの素晴らしいツッコミは絶対普段からツッコミキャラのふっきーさんにしかできない。ふっきーさんを生かしまくった演出してくれてほんとありがとうございますって思った。ツッコんだあと、もう一回ラブラブシーンを再現させてどこがおかしいか全力でツッコんでくれるオリーブさん。でもキョトンな父子。で、「あーあ、ごちそーさまでした!」って自棄っぱちに言うのだけど、ごはんごちそうさま、とラブラブ加減にごちそうさま!の両方の意味が込められてるのかな?「おかげで一人でクリスマスを過ごさなくて済んだよ。…ちょっと、アテられちゃったけどね?」とか言う。ちょっと皮肉言って帰るところが素敵です。
  • ほんとの最後の最後で、最初にやったシーンとほぼ同じシーンを再現するのだけど、変わらない日常の中でちょっとだけ関係性が変わっていて、リッカとノエルがわりと好き勝手やるのに怒ってるクラウドに対して、サーシャは「もう放っておきなさい」って言うのよね。そこがなんか印象的で好きなシーン。あと、平野さんの背中に蟹括り付けてるのめっちゃ面白い絵面だった。

 

以上!好きな俳優さんをめっちゃ楽しめる作品でした!

「推し」と言えちゃうくらい愛してる俳優さんが一人でもいる方は、DVD買っても損ないと思います。

原作はこちら~。会場で買えばよかったな。帰ってきて、読みたくて仕方ない。

インフェルノ(1) (ARIAコミックス)

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インフェルノ(2) (ARIAコミックス)

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