読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

七転び八起き

観劇記録、ハロプロのこと。たまにLGBTとお仕事の話も。

エンタメの力に生かされてる

トラブルまみれでもエンタメの力に助けられて生きてます

ここ二週間ほど、お仕事の方でなかなかなトラブルに見舞われておりまして。一個終わったらまた一個と、まあよくも湧くものだと思うくらい次々と湧いてくる。

昔から巻き込まれ体質で、人のトラブルをなぜかわたしが収拾する役回りになりがちなんですよねぇ。それで、慣れてはいるんですけど何件も続くと集中力を欠いて自分でも軽率なことをやらかしてしまったりもして。大反省の日々です。周囲の皆様のお力をお借りしてトラブルを千切っては投げ千切っては投げしております。

そんな中で、やっぱりわたしはエンタメの力に生かされてるなぁと最近よく思います。小説、漫画、舞台に映画。音楽。たまに写真集。それらに、気のおけない友人に愚痴を聞いてもらうとか、彼女にヨシヨシしてもらうとかを併用したらもうバッチリ。

 

わたしが考えるエンタメの効用は三つ。気分転換になる、考えさせられる、支えになる、です。

 

気分転換になる

まあこれは説明するまでもありませんね。歌って踊る美男美女にうっとりしたり可愛い可愛いってキュンキュンしたり、物語に浸って感動してちょっと泣いて、みたいな。それだけで気持ちがずいぶん変わります。ちょうど連休中に見た春風外伝みたいな軽く見られて楽しい舞台は本当にいい気分転換になります。

 

自分が歌ったり踊ったりしてるわけじゃないのに人が踊ったり歌ったりしてるのを見るのが楽しいってなんだか不思議。でもきっと、人は美しいものやら楽しそうにしてる人を見ると自分も楽しくなっちゃう生き物なんでしょう。

それに、なにより現実逃避力って大きい!(笑)

嫌なことあった時とか大変な時とかイライラしてる時ってそのことばっかぐるぐる考えちゃって、考えてるうちにまたずーんってなってくるんですよね。だからいい物語に浸って思考を現実からベリって引き剥がすのはすごく効果的だと思います。大抵そういう時って、それ以上考えたって同じとこぐるぐる回るだけで解決するわけじゃないんだってことに最近気づきました。だから現実逃避しちゃう自分に引け目を感じたりしないで思いっきり現実逃避したらいいと思います。

 

考えさせられる

二個目の効果は、考えさせられるってこと。

最近弥次喜多をずっと見てたら思わぬところから同性間のパートナーシップや、同性愛者の生きにくさとか、言葉と差別の関係なんかを考えるきっかけになって。

まあこのあたりはあたしの守備範囲なので、普段から考えてるだろ!って言われたらそうなんですが。でも、いつもずっと、考えてるわけじゃないんですよ?それは私の人生の話だから、終わりがないわけですよ。時々考えることから逃げ出したくもなる。最近はわりと考えることから逃げ出してたので、久々にちゃんと向き合ういいきっかけをもらった気がしました。

これに限らず、いい作品に出会っちゃうとずーっとそのこと考えちゃって、なにかしらそれが役に立つことあるよなぁって思います。

 

支えになる

もうもう、いろんな面で。作品からもらう力に支えられて生きてます。

私、疲れてくると読む本が何冊かあって。その一つが、梨木香歩さんの「この庭に」。 

この庭に―黒いミンクの話

この庭に―黒いミンクの話

 

 そんな明るい話でもないし、部屋中をオイルサーディンが泳ぎ回ったり、よくわかんないところもあるんですけど。なんだかしんと私の中にしみこんでくる。すごく浸れる世界観。読み終わった頃には、なんだか自分に向き合おうとか、自分を大事にしなきゃなぁって思うんですよね。

これは舞台の話ですけど、SLAZYのQちゃんが歌う「Roller Coaster Life」にもよく気持ちを押し上げられます。「ろーらろらろらろら、ろーらーこーすたー、人生はローラーコスター!落ちてる時こそ目開けて楽しむ時さーああー!」とか「願えば叶うとかいうけど、そんなワケないだろー!」とか。よく脳内でかかります。で、闘志を燃やします(笑)

あとは、推しがツイートしてくれるだけでちょっとがんばろって気になれたりとか。今日はふっきーさんわりとツイート多めだったから折れそうな心が救われました…。

 

答えがそこにあるわけじゃないんだけどじわじわ効く(タイミングがよければ覿面に。)

エンタメには、力があるけど、別に答えをそのまんまくれるわけでもないのです。だから焦ってる時は「こんなことしてる場合じゃない」とかって思うんですけど。でも、遠回りしてるようでいてそうでもないような気がしてます。急がば回れ的な。

うまく言えないんですが…理由は三つあって。

一つは、土壌的なもの。なんか、常々いい娯楽作品に触れてると気持ちの余裕とか、引き出しとか、考え方とか。耕されてく感じがするんですよね。なにかあっても、その土壌がしっかりしてたらなんとかなる、みたいなものが、育つ気がする。

もう一つは、悩んだり困ったりしてる時に作品に触れると、心にくるセリフとか、問題を解決するヒントとかが偶然ポンっと飛びこんでくることがあるっていうこと。きっと作品に触れてても脳はその問題を解決することを無意識のうちにずっと考えてるから、役立ちそうなことを、マーカーで線引くみたいに、勝手に見つけて結びつけてくるんだと思うんです。

最後の一つは、自分で自分の中から答えを引っ張り出す手伝いをしてくれること。

実は困ったらとりあえず本屋に行くわたくしですので、ビジネス書(知識系を除く)やら自己啓発本やらも、一時期ハマったんですけれど。わたしには合わなかったなぁ、と今振り返ってみれば思います。学びがあることもあります。でも、書いてあること大体一緒なんですよね。答えが書いてあるような体裁をしてるけど実はそうではなくって、結局は答えは自分で気づいて考えて行動していく中にしかないんだってことに気づいて、いつの間にか読むことをやめていました。

ある恩師が、人が成長するには目標設定と内省が必要だって言っておりまして。答えを知ること、じゃなくて、自分で行く先を決めて、結果どうだったかとその時どんな気持ちになったかを振り返って、じゃあ次はこうしようって決めること。この地味な繰り返しが人を成長させると。

作品に触れることって、なんだかこの「内省を促す」ことに役立つ気がします。答えはくれないんだけど自分のなかから答えを見つけ出す手助けをしてくれる。登場人物と自分を重ね合わせたり比較したりとか、登場人物に合わせて感情を動かして、ふと「あ、これあの時の気持ちと似てる」って気付いたりとか。自分だけじゃ気づきにくいんですけど、作品が刺激になって「あの時はこうだったな」ってやっと振り返ることができる。で、考えてるうちに「じゃあ次はこうしてみよう」が思いつきやすくなる。気がする。

 

うーん、まとまらなくなっちゃった。とりとめないお話にお付き合いいただいて、ありがとうございました!今日はこのへんで。