七転び八起き

観劇記録、ハロプロのこと。たまにLGBTとお仕事の話も。

ここ最近読んだおすすめBL漫画

お気に入りのお散歩コースがあります。二駅先の駅まで、お散歩がてらテクテクと三十分くらい歩いて行って、本屋さんと文房具屋さんをのぞいて、帰り道は電車で帰ってくるというコース。で、行きつけの本屋さんがわたしの好みを知っているかのようにドンピシャな商業BLラインナップを置いてくれるのですよね。しかも試し読みの小冊子付きで。そんなのついつい衝動買いしちゃうに決まってますよね!

という訳で、ここ一年くらいの間に読んで、好きだなーと思ったBL漫画を紹介します。

 

まっくらやみで君と、 

まっくらやみで君と、 (gateauコミックス)

まっくらやみで君と、 (gateauコミックス)

 

リーマンBL。イケメンで優しくて仕事のできる人気者の課長が、実は暗所恐怖症で甘ったれで、それをうっかり知ってしまった部下の眼鏡男子、滝本くんが振り回されて右往左往する話。課長は誰かが一緒にいてくれないと怖くて眠れないし一人でお風呂入れません。で、一緒に過ごしてくれるように頼まれた滝本くんがそういう面を目の当たりにして、いちいちうそだろ!?ってなってて可愛いのです。

最初は課長があざとすぎて好きになれないかもとおもっていたんですけど、後半に行くにつれて、何故課長が暗闇を怖がるようになったのかがわかって、そのあたりからあざとさが気にならなくなっていきました…。

この課長が、滝本くんと出会うまでは女性としか付き合ったことがなかったひとなんですよねぇ。で、やってることはBLなのに感情的には最初お互いになんにもなくて、次に滝本くんの片思いになっていって、でもド天然な課長は全然滝本くんの気持ちをわかってない行動をするし…っていうヤキモキする感じのストーリー。ド天然な課長が自分の気持ちに気づくくだりがものすごく萌えます。

余談ですが、もし映像化、舞台化、アニメ化するなら、滝本くんは藤原祐規さんがピッタリだと思うんですよね。ていうか正直読み返してたら彼はふじわらさんにしか見えなくなってきました…。不憫さとか、すぐ口が悪くなって上司に向かって「アンタ」呼ばわりしちゃうところとか、課長の甘ったれ具合にげんなりしてるのに最終的には優しくしちゃうところとか、でも優しいねって言われると(どこが…?)って思っちゃうところとか、課長をうっかりベッドから蹴り落としちゃうところとかが…。このブログを読んでくださる方はふじわらさん好きな方が多いと思うので、よかったらそういう目で読んでみてください…(笑)ちなみに課長を若手俳優で例えるならば歳を取ったとんちゃんってイメージです…。

 

ポルノグラファー

ポルノグラファー (onBLUE comics)

ポルノグラファー (onBLUE comics)

 

主人公の男の子が小説家の腕を怪我させてしまって、その代償に先生が頭の中にある小説を話すのを口述筆記で書き取りするかたちで仕事を手伝っていくという話。小説家といってもポルノ作家なんですよねぇ。黒髪眼鏡の、真面目そうな先生がどエロい小説を読み上げてる様は、えろいことはしてないのに漂う変態プレイ感がやばいです。えろい。

もーね、小説家先生がマジで性格悪いんです。食えない大人。わたしこういう人に弱いんですよねぇ。先生が大人気なくてフラフラしてるが故に最後までハラハラさせられますがそういうところが好きです…。わりと最後の方まで本格的なえろいことはしないんですが、絵柄とシチュエーションがえろいのと、妄想エロ映像がちょこちょこ入るので、びーえるはエロがなくては!な方にもおすすめできます。

 

ミクとネオ

ミクとネオ 上巻 (EDGE COMIX)

ミクとネオ 上巻 (EDGE COMIX)

 
ミクとネオ 下巻 (EDGE COMIX)

ミクとネオ 下巻 (EDGE COMIX)

 

記憶喪失のミクがバンビとネオの兄弟が営むお寺に転がり込む話。お寺が舞台なだけあって濃厚な死の香りを感じる作品です。

ミクの記憶の謎を紐解いていくシリアスなお話とギャグの絶妙なバランスがすごく楽しくて、癖になるような味わいです。キャラクター造形も良くって、わたしは心はオンナノコだけど見た目の雄々しいバンビちゃんがすごく好きです。ネオの、昔好きだった人に妻がいても忘れられなくて、もうやめようと思いながら体だけ許しちゃう感じもすごく好き。でもミクとの出会いでその気持ちがだんだん動かされていくのもたまらない…。

前後編両方一気に買ったので、読み応えもあってすごく満足した思い出。終わり方がわたしはすごくすごく好きです!わりとキツい感じの話なのに最後はみんなが幸せで終わるラストがもうハッピーエンド厨のわたしにはたまらんのです。最後の最後、後日譚でちょっとだけ入ってくる百合もすごくツボ…!

グレーとブルーのあいまで

グレーとブルーのあいまで (Canna Comics)

グレーとブルーのあいまで (Canna Comics)

 

実はおっさん受けが好きです。本作はおっさんというよりおじいちゃん受け作品なのですが、そのおじいちゃんか酸いも甘いも噛み分けた感じの格好良さで…!素敵なんです…!「ガキはクソして寝てろ」の台詞が本当に似合ってしまうイケジジイなのです。でもその格好良いおじいちゃんが高校生の青臭い勢いにほだされて、本気になっちゃって、余裕が崩れてぐずぐずになってくところがもうほんと可愛すぎるんです…!めちゃくちゃ萌えます!!おすすめ!!

 

Loved Circus

Loved Circus (Canna Comics)

Loved Circus (Canna Comics)

 

風俗嬢に騙されてものすごい借金をした挙句、死のうとした主人公ケイ。でも、借金返済のために、命を助けてくれたシロの働いている男性向け性風俗店で自分も働くことになり…という話。朝田ねむい先生は封神演義の同人をやっていた頃から好きでした…。絵柄が独特ですきです。朝田先生の下まつげある人の絵柄がすごい好き。

ラブドサーカスは、BL漫画として楽しいのももちろんあるんですけど、なんだか人生の話っていう感じがするんですよね。主人公もサーカスの従業員のみんなも、お客さんも、みんなそれぞれに人生があって、外には吐き出せないいろんな思いを抱えていきているんだなぁっていう感じがして、それが好きです。

 

さんかく窓の外側は夜

さんかく窓の外側は夜 1 (クロフネコミックス)

さんかく窓の外側は夜 1 (クロフネコミックス)

 
さんかく窓の外側は夜 2 (クロフネコミックス)

さんかく窓の外側は夜 2 (クロフネコミックス)

 
さんかく窓の外側は夜 (3) (クロフネコミックス)

さんかく窓の外側は夜 (3) (クロフネコミックス)

 
さんかく窓の外側は夜 (4) (クロフネコミックス)

さんかく窓の外側は夜 (4) (クロフネコミックス)

 

びーえる…なのかな…?びーえる、ですよね…?という感じの漫画です(笑)わたし昔からヤマシタトモコ先生だいっすきなんですよね!エッセイ漫画まで集めちゃうくらい好き!

怖い話です。呪いとか、お化けとか。すっっっごくこわいです。でもちょっとエッチなんですよねぇ。ちょっとエッチな感じの(別にエロいことはなにひとつしてないけど)びーえる感が混じるので、わたし怖いの苦手なんですけど萌えで怖さが緩和されて、ついつい次を読んでしまうという不思議な感じの作品です。

主人公は三角くんっていうんですけど、昔から「見えちゃう」体質で、警察の未解決事件にも協力する除霊師(わりとヤバイひと)の冷川さんに振り回されつつも、いままで「見える」自分をさらけ出せる相手がいなかっただけに徐々に冷川さんに惹かれていく、みたいな話(だと思ってるけどあってるかな…笑)。冷川さんの笑ってない瞳とかなに考えてるかわかんないところがわりと好き。

そして最新作の4巻では三角くんがこれまで冷川さんに振り回されるばかりだったのが、冷川さんに働きかけようとしたり、「道具じゃない」って思ってみたり、なにやら考えているふうだったりして、その心の動きがなんだか萌えるんですよね。そして三角くんが何故「見える」ようになったのかも描かれていて、一見かかわりなさそうだった人とのびっくりするような繋がりがチラ見えしてきてお話自体も益々面白くなってきています。


…と、いうブログを書いていたら、横で積み上げてある漫画を見ていた彼女に「君はしっかりしてない、フラフラしてるダメな大人に若い子が振り回される話がほんと好きだよね!わかりやす!」と言われてびっくりしました…!たしかにミクネオ以外全部そういう話でした…!そしてうちの彼女もそういうタイプでした…。おっそろしいですね…。本棚がその人の本質を表すってよくいいますけど、本当にそうだなと思いました。

 

以上!もし読んでみたよ〜という方がいらっしゃったら是非感想聞かせてください。

ではまた!