七転び八起き

観劇記録、ハロプロのこと。たまにLGBTとお仕事の話も。

まーちゃんはわたしの希望だ

佐藤優樹さんの復帰

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引用:モーニング娘。’17:プロフィール|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

 

私の大好きなアイドル、モーニング娘。'17。そのメンバーの一人佐藤優樹さん(まーちゃん)が昨年の12月末から、腰椎椎間板ヘルニアのために療養をすることになりました。そして先日、思った以上に早い、復帰のアナウンスがありました。でも、わたしが救われたのは、会社でもなく親御さんでもなく、まーちゃん自身が「ステージに立ちたい」と願い、復帰を決めたということでした。

ニュース詳細|ハロー!プロジェクト オフィシャルサイト

アイドルを応援していて、どこか後ろめたい気持ちになることがないとはいえません。思春期真っ只中の若い子たちにわたしたちがキャーキャー言って、無責任に無邪気に評価したり、「もっと彼女たちのパフォーマンスを見たい」と思うことが、彼女たちを苦しめたり、過酷なスケジュールをこなさなければならない状況に追い込んでしまうんじゃないかと思うことがあるんです。

でも、まーちゃんは自ら、「早くステージに立ちたい」と言ってくれたんです。ほんとうにうれしかったし、ありがとう、と思いました。

まーちゃんは、初めて出会ったときは本当に幼くて、高い声で笑う無邪気なおんなのこでした。それが今は、「まさき様」と呼ばざるを得ない位に美しく、迫力あるパフォーマンスをする女性に成長しています。まーちゃんのいない最新曲のミュージックビデオを見て、まーちゃんがいかに今のモーニング娘。を支えていたのかがわかりすぎるほどわかってしまいました。(もちろん、あの二曲がだめなわけではぜんぜんありません。)

なので、もしかしたらまーちゃんの体を壊した責任の一端がわたしたちのなかにも少しずつあるのかもしれない、ごめんなさい、と思いながらも、やっぱり私はまーちゃんに戻ってきてほしかった。まーちゃんが戻ってきてくれるのがうれしかった。

だから今日は、まーちゃんを讃える記事を書きます。


はじめて出会ったときのまーちゃん


まーちゃんを初めて見たのは、「LILIUM 少女純血歌劇」でした。
LILIUMは末満健一さん作・演出作品で、TRUMPシリーズの二作目で、「少女」と「吸血鬼」、「永遠の命」という厨二病患者垂涎のテーマを詰め込んだ物語でした。そのなかでまーちゃんは「マーガレット」役を演じています。
マーガレットは繭期(人間で言う思春期)で妄想癖が酷くなってしまった少女で、自分をどこかの国のお姫様だと思い込んでいます。そしていつも信者の女の子たちを引き連れて「姫姉様」とあがめられています。

でも、正直言ってマーガレットは主役級ではありません。
演出の末満さんは、私が見ている限りでは「今の実力よりちょっと上の役」を与えて成長させるのが得意な方。逆に言うとできない子にはそれなりの役回りしか与えないのです。推測ですが、なによりも、作品自体を最良の出来に仕上げることを重視しているのだと思います。
このころのまーちゃんは「台詞が覚えられない」ということをずーっと言われていました。だからこその「マーガレット役」だったのでしょう。エキセントリックな役は似合っていたけれど、それでも私は「人気あるって聞くけど、正直そんな惹かれない…。歌はうまいけど演技力はこれからかな」というものでした。

(でも「ばたーんきゅー」はめっちゃ可愛い)

 

ところが今


でも、今のまーちゃんはLILIUMの頃のまーちゃんとは比べものにならないくらいにめきめきと実力をつけてきています。
「台詞が覚えられないなんてことはない」ということを次の演劇女子部出演作品「TRIANGLE」や「続・11人いる!」で証明し続けてきました。「続・11人いる!」なんて準主役級でかつ男役です。しかも、威厳ある王様の役。にもかかわらず、まーちゃんは私が見た回では一度も台詞をとちらず、もの凄い迫力を放ち続けていました。悲しみを表現するシーンでは、胸が痛くなるような慟哭で、会場中を泣かせていました。

もともとうまかった歌にはさらに磨きがかかり、低音が魅力的な歌い方をするようになりました。今やモーニング娘。の中でも三本の指に入るくらいの歌うまメンだと私は思っています。(おださく、ふくちゃん、まーちゃんの三強)
とくに、ドスの効いたシャウトや囁き声に近い吐息を含ませた歌い方が素晴らしい。魅了されます。

ダンスもすごくきれいで目を奪われます。少女らしく身軽にくるりと回ってみたり、時折すごいカッコいい表情を見せてきてとんでもない色気を放ったり。

ぜひ、動画サイトなんかで、デビュー直後の頃のまーちゃんと、今のまーちゃんのパフォーマンスを比べてみてください。たった数年しかたっていないのにものすごく変わっていることが、よくわかると思います。


感覚で生きている

 

まーちゃんの魅力はパフォーマンスだけではありません。むかしから発言が天然過ぎると言われてきた彼女は、独特の感性を持っています。ほんと、感覚で生きているなーって言う感じ。それが垣間見れる彼女のブログは、ちょっと読みにくいけれど、読み始めるとなんだかくせになります。最近「ありんす」がお気に入りみたいで時々ブログで言ってます。言語センス面白すぎです。
http://ameblo.jp/morningmusume-10ki/theme-10059753314.html

そして彼女は英語の曲の歌い方がものすごくかっこいいんですけれど、ネットで見た限りでは帰国子女説は裏付けはないみたいですね。

本当のところどうなのかわかりませんがあんなカッコ良く発音できるのは、本当に感覚が鋭敏で、しかもそれをそのままやってみようと思える天真爛漫さがあるんだと思うんです。意味分かってないのに言うの恥ずかしいとか、なれない英語を口ずさんでかっこわるいと思われたくないみたいな自意識、どうしても人間あるじゃないですか。でもそういうのなしに、素直にやってみられるんだろうなーと思います。
でも、感覚で生きているくせに、というか、感覚で生きているからこそ、というか、なんだか本質を見抜いているようなところがあって。時々ものすごいことを言うこともあります…。すごくビジョナリーな、グループを引っ張っていけそうなことを言ったり。「ジャスティン・ビーバーを抜きたい」とか。ラジオなんかでメンバーに対して「この人はこーいうとこあるから」っていうコメントも結構的を得てそうな感じがあったり。ほんとに不思議な子です。

 

数年間の大きさ


まーちゃんを見ていると、「1年」の長さを感じます。ひとって1年でこんなに変わるんだ、こんなに成長できるんだって。それは「若いからだよ」と言う人もいるかもしれません。でも、私は若い人だけじゃなくって、人間の可能性をそこに感じます。彼女がこんな風にかわっていく姿を見ながら、わくわくします。
彼女がこれらどんな世界を見せてくれる大人に成長していくのか。彼女を見ている私自身は、どんな風に変わっていくのか。ひとりの人がこんな風に前に前に成長してゆけるのなら、ひとりのひとの集合体である社会ももっともっと、変わってゆく可能性があるのかもしれない。そんなふうに思います。

そんなまーちゃんをもっと応援したい。もっとずっと、見ていたい。
だってまーちゃんは私の希望だから。

まーちゃん、ごめんね。無理はしないでね。
でも、戻ってきてくれてありがとう。大好きだよ。

 

ちなみに、最近のライブならエモーションインモーションのまーちゃんは最高すぎなのでぜひ見てみて下さいませ。

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※これだけ語っておいてなんですがモーニング娘。’17での私の今の推しは牧野真莉愛ちゃんと石田あゆみちゃんです。まーちゃんは推しじゃなくたってブログ一本ぶん語れるくらいの魅力があります。