七転び八起き

観劇記録、ハロプロのこと。たまにLGBTとお仕事の話も。

【観劇感想】ファラオの墓 太陽の神殿編 6月9日夜

見てきました。太陽の神殿編。

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前回のブログで内容についてはちょっと残念であった旨書かせていただきましたので、今回はすっきりした気持ちで太陽の神殿編のキャストのことについてだけ、集中して語ることができます。

一言で言うと石田スネフェル様が最高でした。最高すぎて見た直後言語能力を失い、「あゆみ〜おれのあゆみ〜」しか言わなくなりました。(めんどくさい酔っ払い)

 

ではネタバレありの感想です。どうぞ〜。

 

石田亜佑美ちゃんの才能

石田亜佑美ちゃんは本当に演技が上手いですよね…。感嘆しました。
これまでLILIUM、TRAIANGLE、続・11人いる!、ファラオの墓と4作のモーニング娘。の出ている演劇作品を見てきました。
その4作とも、亜佑美ちゃんは印象が違うんです。


LILIUMでは元気で気の強い女の子。

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TRIANGLEでは小さな星の恋するお姫様。

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続・11人いる!では悲劇的な運命に巻き込まれる青年役と、主人公の心優しい男の子役。

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そして今回は、古代エジプトの冷酷で我が儘な王、スネフェル役。

演劇女子部「ファラオの墓」オリジナルサウンドトラック

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たくさん舞台を見ているとどんな舞台でも演技が変わらないタイプの人とカメレオンみたいに全然違う人に見えるタイプの人がいますが、亜佑美ちゃんは明らかに後者。特にTRIANGLEの可愛くて純粋なサクラ姫と今回の役のギャップがすごすぎて度肝を抜かれました。

 

石田スネフェル

石田亜佑美ちゃんのスネフェルは、もう出てきた時から圧倒されました。圧倒的に美しい。圧倒的におそろしい。そして声に冷たさと傲慢さが滲んでいる…。原作そのもののスネフェルでした。

殺陣も素晴らしかったです。稽古場動画ではあんなひょろひょろ頼りない剣裁きだったのに、そんなことを感じさせない殺陣。完成されていました。
DQN感とでも言いましょうか。そんなものを感じさせる殺陣でしたねぇ。狂ったように笑いながら殴りつけたり剣を打ち付ける様にはぞくぞくしました。

でも、ナイルキアを見つめる目は優しいんだよなあ。ナイルキアとの出会いのシーンでナイルキアの話をじっと聞いている時の目つきが忘れられません。
そして、ナイルキアを妻にするって宣言する前のシーンではたぶんナイルキアのことを考えてぽやーっとしていて、誇らしげに宣言をした後、部屋を出て行くシーンでは「言ってやったぞ!」みたいな肉食系の嬉しそうな顔で出て行くんですよね。
か、かわいい…。惚れる…惚れるよ、亜佑美…!惚れてしまう…!

わたし、しばらく推し迷子になっていて、ようやく最近「石田さんか、まりあちゃんかなあ」と思いはじめていたのですが、今回のスネフェル様を見て完全に石田さんに落ちました。
よろしくね、あゆみん。応援頑張る。大好きです。

ちなみに、今回も例によってキツネさん(パートナー)と一緒に見に行ったのですが、キツネさんが「石田スネフェルの歩き方、山賊みたい。もうちょっと気品出しても良いんだよ」って言っててちょっと笑いました。わかる。肩で風を切って歩くからあのこ…。
そして座り方もちょっと山賊みあります。すごい脚開いて「どかっ」って感じで座るんですもん。まあでも、スネフェルの型破りな感じが出ていてわたしは好きですけどね。

 

砂漠の月編と違う役柄のキャスト

工藤遥ちゃんと小田さくらちゃんも、砂漠の月編とは役が変わっています。
工藤さんはスネフェル役よりこっちのサリオキス役のほうが好きかなあ。
最初のシーンのナイルキアを守りながら逃げ隠れするシーン、守り方にいけめん感が漂っていました。さすが。
そして、ああいう、主人公なんだけど、優しくてすぐ周りの言うことに左右されて悩んだり迷ったりする、ちょっと情けないところのある男の子役が本当に似合うよなあと思いました。
砂漠の鷹軍団を率いる場面の、舞台の中央に立って剣を掲げるシーンも結構好きで。ひょろっとした青年っぽい体格が生きるシーンだったなぁと思います。
王族らしい偉そうな態度とかは小田さくらちゃんのサリオキスのほうが「それっぽい」んですけどねー。

 

小田さくらちゃんのサライも可愛かったなあ。
サライが一番おいしい場面は酒盛りシーンだと思うのですが、わたしが見た回では、先に寝ちゃったイザイさんの腕を腕枕するみたいによいしょって広げて、腕枕…するのかと思ったらなぜかうつぶせになっておでこをイザイさんの腕につける形で寝るっていう…。

イザイがちょっと寝返りというか、もぞっとするとサライも足や体をもぞっとさせるっていう…。かわいいかよ…。楽しすぎてセットの上で話をしている二人の方を見られませんでした(笑)

 

ラストシーンのこと

やっぱり今回の舞台の一番のみどころは、ラストシーンだと思うんですよ。燃えさかる王宮の中でスネフェル国王が酒を呷りながら、サリオキスが来るのを待っているシーン。
太陽の神殿編では特に圧巻で、「もっと殺陣を見たい」と思わせられました。
スネフェルはナイルキアが死んだことでもう随分、自棄になっていて、ひゃっひゃ笑いながらDQN感丸出しで戦うんですよね。でもなんかもう、剣さばきが迫力ありつつも美しいんですよ…。
スネフェル様、細いしお綺麗だけど、王族として最高の剣の教育も受けてそれなりに鍛えてきたんだろうなあって感じさせるような殺陣でした。
前回のブログでも言いましたが、わたしはアンケスエンの死に方が原作とは違って、スネフェルをかばってサリオキスの剣をうけて死ぬっていうところにモヤモヤしてしまうんです。ストーリー上ももちろんのこと、あのシーンでアンケスエンが出てきて自分の決意を歌い出すところで、殺陣がスローモーションになるんですよね…。それにまたモヤっとしました。スローモーションにしないで全力の殺陣をもうしばらく見させてほしかった…。それくらい良かった…。
それにしても亜佑美ちゃんも工藤さんもあのたっかいヒール履いてあの階段駆け下りたり駆け上ったりする殺陣やるの、ほんとすごいなと思いました。どんだけ運動神経がいいのか…。

 

というわけで、ほぼ亜佑美ちゃんに偏った感想でしたけれど、太陽の神殿編のほうが、石田スネフェルがあまりによかったこともあって、ストーリーや演出の粗に目が行きすぎず、楽しんで見られました。

今回は演出と脚本が好きじゃないのでDVD買わない決意をしているんですけれど、あゆみんがあんまりにも良かったので、ライブに行ったりしてあゆみん熱が高まったタイミングで買ってしまいそうでこわいです…。

 

以上!ではまた!

 

前回のブログ(砂漠の月編)はこちら。

 

演劇女子部「ファラオの墓」オリジナルサウンドトラック

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