七転び八起き

観劇記録、ハロプロのこと。たまにLGBTとお仕事の話も。

こころを柔らかくする

こころのつかれが可視化できたらいいのに。体温計で体温が図れるみたいに。でもこころのつかれは目に見えなくて、人と接するときはとくに、無理してなんでもないように楽しそうに振舞ってしまうから、自分自身でもよくわからなくなったりする。

 

このところ、仕事と仕事のための勉強に脳の七割くらいの容量を取られていて、のこり三割くらいは不安が占めていて、なにがあったわけでなくてもつらかった。


仕事はやりがいを感じているはずだった。
1年半前苦しんでいた頃のように残業が物凄く多いわけでもないし。
勉強も。好きな分野を学んでいるはずで。

 

ぜいたくだ、とか、なんて弱っちいんだ、って自分に対して思っていた。
やりがいを感じること、好きなはずのこと、楽しいはずのことばっかりやっているはずなのに、苦しいだなんて。
長時間残業しているわけでもないのに、仕事して疲れすぎて動けないだなんて。

 

だんだん、これまで楽しかったことが楽しくなくなってきていた。文章を書くことも、舞台も、本を読むことも、手帳に向かい合うことも。
感情がどんどんすり減って、ゼロとイチしかないコンピューターの世界に生きているような気持ちになっていた。
好きな人が出ているはずの舞台や好きな劇団の舞台を見てもぜんぜん楽しめなくって。
ああ、このまま離れてしまうのかなあ、それならもういっそ、全部やめてしまえたら楽になるのになあ、なんて思ったりもした。

 

そこを、ちょっとSNSで弱音吐いて励まされたりして、たくさん寝て、恋人にくっついて甘えて、時間を気にせずにだらだらして、洗濯して、布団干して、安心安定のクオリティとわかっている百戦錬磨のおじさんたちと一生懸命なわかものたちが作り出す舞台にどっぷりとひたって。そうやってすこしずつ回復してきている気がする。

 

今日またその、安心安定のクオリティの舞台を見に行った。THE CONVOY SHOW 星屑バンプという舞台。

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予感はあったんだ。去年出会ったばかりのCONVOY。でもきっと、観たらなんとかなる。そんなふうに、待ち望んでいた。

 

昨日、1回目、昨日観た時は、可愛いとか素敵とか最高とか、そういうのはたくさん思ったけど、お話の中身があんまり入ってこなくて。でも、元気はもらって帰ってきた。
これは、もう今、ぜったいに観た方がいいものだって思ったら、どうしても、どうしても、もういっかい見たくて、チケットを譲ってもらってひとりきりで行った。

 

観ながら、こころに栄養を与えているような気になった。
こころがボールのようなものだとしたら、数日前のわたしのこころはちょっとよれっとしていて、表面が乾いて、かたく小さく歪んでいたと思う。
そんなこころの埃を払って、いったん洗って、化粧水をたくさん振りかけてだいじにだいじに水分をしみこませて、次にクリームを表面に薄く塗って、最後にワセリンをちょっと厚めに塗って、ていねいに、なんどもなんども撫でながら、やわらかくまあるいかたちに戻るように手入れしていくような感じがした。

 

ほんとに、見に行ってよかった。
コンボイの皆さんに、出会えていてよかった。
なんでこんなに元気が出るのかぜんぜんわからない。
でもあのあまりにも研ぎ澄まされた肉体で、とても丁寧に踊ったり歌ったりする彼らを観ると、知らず知らずのうちに笑顔になっているんだ。
にっこにっこしながら夢中で手拍子してしまうんだ。
きっと彼らはずっととにかく一生懸命で、たぶん表現することが好きで仕方ないんだろうと思う。
お客さんを楽しませようとする意思、作品のメッセージを伝えようとする意思、それがまっすぐに伝わってくる。
ひとりひとり個性が本当にばらばらなのにその意思だけは純粋でひとつなんだ。
(なんて、勝手な妄想だけど。)

 

ほんとうにありがとうございます。
あなたたちが表現してくださるから山あり谷ありな日常でも、やわらかなこころを取り戻して生きていける。


はあ。わたしもたまには、携帯を切って星空でも眺めてみようかな。

 

ちゃんとした感想はまた別途書きます。
ではまた!

 

(1回目に観た直後のミーハー感想↓)