七転び八起き

ハロプロと観劇と、恋人のキツネさんとの同性同士の同棲生活のこと。

コロナ禍と日常のアップデート

毎日毎日、不安で先の見えない日々が続いていますね。しかも、思った以上に長く。皆さんいかがお過ごしですか?


約一年前にリモートワークが風土として根付いている企業に転職した。おかげで、フルリモート体制に相当にスムーズに移行した。今や取引先企業もほぼリモート運用に切り替わっているので、すべての打ち合わせがリモートになった。普段から働きやすく、そのおかげで危機対応にも強い会社で働けていることに、感謝した。

 

それでも、日常はどんどん侵食されている。自社が大丈夫だから、大丈夫という状況ではない。結局、諸々の事情から営業時間は短縮され、ほんの少しだけお給料が減ることになった。思った以上に不安や不満が募ってしまい、ちょっと泣いたりした。このコロナ禍のなかで売り上げに影響が出ないわけはなく、でも、だからこそ、必死に別の案を捻り出して、その維持に貢献しようとしていた矢先だったのだ。たまたまいろいろな悪いことが重なり、心がぽきっと折れた音を聞いた気がした。

 

でも、今は納得しようとしている。誰もが非日常の中に唐突に放り込まれて、正解のない中で、何とか生き抜こうとしている。私もきっと、さらに、日常をアップデートする時なのだ。

 

悪いことばかりではない。そもそも私は、できるだけ多くの人がリモートワークを含む柔軟な働き方ができるような世の中になることを、切望していた。そうすることで、障害のある人や地方に住む人や育児介護などの事情のある人や通勤が辛い人が、少しは働きやすくなるから。リモートワークはなんとなくうちの会社では無理、と思っていた企業の何%かが動いた。もうコロナ前には戻れない。いくつかの企業が、アフターコロナでもその働き方を維持するようになる。(実際企業にとって、コスト面でもその他の面でも結構メリットが大きい。)働き手の多くが、リモートワークを含む働き方ができたり、危機管理に強い会社を、より強く、求めるようになる。そうすれば、働き方を元に戻そうとしていた企業も、変わらざるをえなくなる。

 

「言い続けることで世界は変わるのだ」という実感も、徐々に持てるようになってきた。もともと持っていた日本の政治に対する絶望感はコロナ禍が始まってから深まるばかりだったけれど、ほんの少しずつ、希望が見えてきたように思う。たとえば、現金一律給付に対してあれだけ頑なだった政府が、意見を変えようとしている。ここまでの過程でなされた言動や行動を私は絶対に忘れないし、次の選挙では見てろよ、と思っているけれど。やっぱり、言い続けることで、社会は変わる。

 

ここで、私が大好きな漫画家のヤマシタトモコさんがよりいっそう大好きになった瞬間のツイートをご紹介します。

 

私も、できることはやりつつ、言うことも言いつつ。でも無理せず、生活を再構築していきたい。営業時間短縮にこれだけショック受けるくらい自分今の仕事好きだったんだなとか、必死だったんだなーと思ったけど、私にとって、根詰めて仕事やりすぎるのはいいことでありつつ、よくないことでもあったので。

 

仕事も人生の一部だけど、一部でしかない。お給料足りないなら増やす努力をしたらいいし。仕事以外のあれやこれや、やりたいこと、いろいろあったはずで。もちろん外出しなくてもできることの中で。日常を、アップデートしていこう。

 

 

(ただ、心配しているのは、私が大好きだった舞台や音楽の世界の人が食えなくなったり、小さな規模でなんとかやっていた美味しいご飯屋さんなどが、なくなってしまうこと。世間に失業者が増え、メンタル不調者や自殺者が出てしまうこと。今必死に現場で頑張ってくれている医療従事者が、疲れ果てて、どうにもならなくなってしまうこと。好きな人たちが、ウィルスに感染してしまうこと。可能な限り早く収束することを、切に祈っています。)